ファンクショナルローラーピラティスの勧め〜その1「いいとこ取り」〜

ピラティスは地味、、、料金が高い、、、分かりづらい、、、首がキツイ、、、。それらの印象は全てフォームローラーを使うことで解消できます。

【ピラティスのエクササイズ】

ピラティスには大きく分けてマット上で行う「マットエクササイズ」と専用の機器を用いた「イクイップメントエクササイズ」があります。

イクイップメントには、リフォーマー、チェアー、トラピィステーブル、バレルなどがあります。

ベッドよりも大きな危機になる為、大きな場所がないとできないのがイクイップメントの特徴です。

基本的には、バネを抵抗として使って、寝て行なったり立って行ったりと様々な姿勢でエクササイズを行うことが可能です。

マット、イクイップメントそれぞれのエクササイズには当然、利点と欠点があります。

【Matの利点/欠点】

Matの利点：
　・道具がいらない（自重負荷を用いる）
　・グループレッスン（1対多数）に適している
　・クラス受講の参加費が安い
　・Homeエクササイズも可能

Matの欠点：
　・サポートがない為、負荷が強くて辛いし何をしているか分かりづらい
　・代償動作が出やすい（正確にできない）
　・寝て行うものが殆どで姿勢が単調、バリエーションが少ない
　・体に障害などがあると実施困難

マットは手軽だけど、個別対応には限界があるという感じでしょうか。

【Equipmentの利点/欠点】

Equipmentの利点：
　・様々な姿勢、サポートが可能
　・負荷を増やすことも減らすことも可能
　・障害がある方でも安全に行える
　・パーソナルレッスンに向いている
　・道具がサポートしてくれるのでどこに効かせるのか分かりやすい

Equipmentの欠点：
　・クラス受講の参加費が高い
　・対応できる生徒数に限りがある
　・機器が大きいので自宅ではできないし場所をとる
　・Homeエクササイズができない
　・使い方を熟知する為には長い教育時間が必要
　・機器なのでリスクもある

応用は効くけど、場所を取ってしまい、コストが高いと言ったところでしょうか。

【マットとイクイップメントのあいのこがフォームローラー】

フォームローラーというのは、もともと理学療法士やトレーナーの業界で主にマッサージのために用いられていた道具です。

それをプロップス（補助具）としてピラティスでは用います。

僕はオリジナルで作成した滑り止め機能がついているGripponというものを使用しています。

このフォームローラーはまさに、マットとイクイップメントのあいのこであり、ピラティスを行う上でそれぞれの利点を高め、欠点を補完するものです。

【フォームローラーの利点/欠点】

Foam-rollerの利点：
　　・自重負荷が基本だが、サポートすることも負荷を上げることも可能
　　・不安定な環境を作り出すことが可能
　　・自宅でもHomeエクササイズが可能
　　・参加費が安価
　　・グループとパーソナルの両方に対応が可能
　　・フィードバックが多く、代償動作が起こりづらい（正確に行える）
　　・様々な姿勢で行えバリエーションが多い
　　・軽いので持ち運び可能
　　・エクササイズの目的や効果が分かりやすい

Foam-rollerの欠点：
　　・不安定なため転倒のリスクがある（→安定させる補助具あり）
　　・道具の劣化がある（→これはマットも同じ）

イメージはまさにマットとイクイップメントのいいとこ取り。道具自体は安価なのにエクササイズのバリエーションが多く、何よりも正確にトレーニングでき、自宅でもできる！

利点が多すぎてこうやって列挙するとさすがという感じです。

【ファンクショナルローラーピラティス®︎】

ファンクショナルローラーピラティス（FRP）は、僕がまとめ上げたフォームローラーを用いたピラティスのエクササイズ集です。

現在は約700名の認定インストラクターが全国で活躍しています。

「ピラティスの良さをよりバージョンアップして、より身近に、多くの方に提供することで、心身の健康増進、障害予防を実現すること」

それがFRPの願いです。

ぜひ体験して頂いて、フォームローラーを使ってエクササイズすることの利点を実感して下さい。

体験できるクラス情報などは、公式のHPでも全国のスタジオ情報が掲載してあります。

もちろん本部の八王子でもタクトエイトというスタジオで毎週開催しています。ちなみに、タクトエイトでは、イクイップメントのセッションもパーソナルで提供しています。

【まとめ】

ピラティスのエクササイズは、マットでもイクイップメントでも、フォームローラーでも行えます。

それぞれの良さを体験してみて下さい。

もちろん、オススメは、、、ファンクショナルローラーピラティスです！