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【マガジン】ボディ・イメージについて〜歪みに気づかない理由〜

ヨガの指導をしていると、多くの驚きと戸惑いの意思表示を受けることがあります。

「えっ?こんなにお尻出していいんですか?」
「内股じゃぁどこかに負担かかりませんか?」
「すごい胸反って(丸くなって)る気がします。」

正しいしアライメントに誘導してるのに、そういうリアクションがあるわけです。それくらい普段が正しくない姿勢にあったということなんですが、本人は大文字目に正された方がおかしいと感じるわけです。

これはいったいなぜなのか?という話です。例えばこれはヨガの生徒さんに限らず、理学療法士などの体の専門家に対して姿勢を正した場合でも起こります。かれらは頭では正しい姿勢がわかっていながらも、だからといって客観的に自分の体について把握している訳ではないのです。つまり、知識としての体と実感としての体は違うのです。

実際、僕も自分の骨格特性について知ったのは臨床に出て10年以上経ってからです。後輩に診てもらったときに、自分の歪みに初めて気付きました。分からないものなのです自分で自分の体のことは、、、。

なぜ、人は歪んでいる状態に慣れてしまうのか?そして、そのような状態を正すには何が必要なのかという話をしたいと思います。

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