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ファンクショナルローラーピラティスの勧め〜その2「手軽さ」〜

なぜフォームローラーを用いたピラティスエクササイズをまとめたのか?その理由をお伝えします。

【自宅にリフォーマーを購入】

僕は、ピラティスのイクイップメントを踏まえた包括的な養成講座を受講している時に、できるだけ練習したいとリフォーマーを購入し、自宅に入れていました。

ベッドよりも大きいものを、、、。

やるならとことんまでという性分なので、あまり大きさを考えずに購入したんですね。

相当な大きさだったので、3LDKでしたが部屋は狭くなり、とってもじゃないけどこれは難しいとなり、クリニックの方に相談して、臨床でも使っていいということで置かせてもらうようになりました。

まぁ日本の一般家庭で特にマンション住まいなら、イクイップメントを購入するのは現実的ではないですね。

そんな経験があります。

【イクイップメントでできたからOKか?】

ピラティスのエクササイズに「ロールアップ」というものがあります。背中を丸くして起き上がるエクササイズで、腹筋を鍛え背骨の柔軟性を高めるエクササイズです。

このエクササイズをイクイップメントで行うと結構スムーズにできます。バネのサポートを受けて、安定したところで行いますので。

僕は、そのエクササイズに関して自信があった訳です。

でもある時に、フォームローラーに乗って行う機会がありました。そうしたら全然できないんです、、、。悔しかったですね流石に。

家にリフォーマーを購入してまでエクササイズの練習してた訳ですから、、、。

フォームローラーが難しい理由はいくつかあります。

 ・寝ている部分が不安定
 ・脚が低い位置にあるので、股関節の曲げが少し難しい
 ・背骨一つ一つを感じるため誤魔化せない

その後、もちろん練習してできるようになりましたが、その経験でおもったことは、サポートがある中で行なっているとできた気になってしまう部分がある。ということです。あくまでもサポートが環境の中でのパフォーマンスということです。

障害がある方やリハビリテーションの途中ならばそれでもいいと思います。

しかし、日常生活はサポートがある環境ではありません。自分の体を自分でコントロールできるようにならなければ本当に制御したことにはなりません。

ある意味、不安定な環境でも安定させなければいけません。

そういう意味で、フォームローラーの環境を作る機能に驚いたのが、ロールアップの経験でした。

【もっと多くの方に届けたい】

僕がピラティスを習い始めた15年くらい前は、渡辺満里奈さんのピラティスのムック本が出て少し人気がで始めた頃です。

でも、まだまだヨガに比べれば知名度は低く、ティラミスの一種だと思われたり、ヘルペスの一種と思われたり、「ピラフィス」や「ペラテス」とか色んな呼ばれ方をしました。

その時思ったのは、ピラティスは地味できついので、心地の良いヨガの方が選ばれるんだろうなということです。

またイクイップメントを使うパーソナルは、参加費も高いですし、どちらかというとセレブの習い事的な雰囲気があり一般の方にとっては遠い存在という感じでした。

その中でも、僕自身はピラティスの実践を通して、体が快適になる事や充実感を感じていましたから、もっと気軽に多くの方に届ける方法はないかと考えていました。

そして、上記に紹介したような出来事や経験があり、そうだ!フォームローラーでのピラティスエクササイズをまとめれば、もっと気軽にピラティスの良さを多くの方に体感いただけるんじゃないかと思ったのです。

そして、2013年にファンクショナルローラーピラティスを初めは10名のマスターとレーナとともに立ち上げました。

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今ではマスターも50名近くになり、全国にその広がりを見せています。

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小さな一歩が大きくなるのは、僕一人の力ではありません。ピラティスの良さに共感し、周りの方を健康にしたい!という使命感を持った方々の気持ちが広がっているのです。

興味がある方は、ぜひ体験して見てください。気軽に!



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