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【臨床日記】脚長差9ミリの腰部側弯のケース

脚長差9ミリの方のビフォー&アフターです。
了解を得て載せています。

ビフォー

上半身が左にシフトして、骨盤が右に移動しかつ挙上しています。
このままの姿勢で、左の立脚も行っていました。
主訴は腰痛です。
脚長差の自覚は持っておられました。

アフター

9ミリ脚長差があったので、補高用インソールで補填して、かつ腰部側弯が強かったので、手にて修正を追加しての歩行です。
体が正中化しています。
側から見たらビフォーは想像できないでしょうね。

原因は小学生の頃のバスケットと陸上による左荷重です。
成長期の運動はこうやって人生において、大きな代償を残します。
偏った高頻度、高強度の運動は成長が止まってからにしましょう。

こういうことが未だに繰り返され、誰も指摘しないために、今でも部活やスポーツによる被害者が出ていると思うと心苦しくなります。

少しでも多くの方にこのような事実を知って欲しいです。
また、研究者の方で、運動やスポーツの弊害について研究できる方はぜひお願いします。
小学生の頃の習慣は一生の歪みに関連します。
それを研究として証明してください。
僕も頑張りますが、純粋な研究者ではないので、臨床家として、現場の声を伝えることしかできません。

彼女のように、自分の状態が何かお役に立てるなら、、、と言っていただけることに本当に感謝します。

親御さんは、自分の子どもの体の歪みに気を配ってください。
特に小学生で高頻度、高強度のスポーツを習わせている場合は要注意です。
一番気にかけなければいけないのは身体的には小学生です!

微力ですが発信続けます。

よろしければサポートをお願いします。私自身ではまだまだ微力です。当たり前の選択や情報を得ることができていない方々に、予防医学の視点で、知らなかったことで損した方を少しでも減らすよう、有益な情報を発信していきます。皆様の応援を励みに、より精進して行きます。応援ありがとうございます。