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【日記】平均寿命と主観的健康度 by OECD

OECD経済開発協力機構)の中に、健康分野があります。そこには色々な統計が載っていてとても参考になります。

その中でとても面白い図があったのでシェアしたいなと。

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日本の平均寿命は世界でトップですね。しかし、主観的健康度はOECDの各国平均よりもかなり低いのです。

謙遜する国民性が関係しているとも言えますが、自殺率の高さ、喫煙率の高さなどを考慮すると、「長生きだけど悩みが多い国民」だということが見えてきます。真面目すぎるんでしょうかね。

その他、肥満は少ないが、大気汚染がある。高齢化率が高く、認知症が多い。病床数は多いが現役医師は少なく、CTやMRIなどの高度な検査機器はトップレベルで多い。

検査しすぎて不安を煽られている可能性もありますね。健康意識が高いからこそ不安になりやすいのかもしれません。検査をすれば患者が増えます。そんなに悩まなくてもいい人まで悩むことになるかもしれません。色々と憶測はできますが、何とも矛盾のある現状も見えてきます。

ちなみに韓国も自殺率が高く、日本に近いアジアの特徴を持っているかもしれません。

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悩みを軽減する方法を作れれば、日本人にとって福音になるなと感じます。もっと楽観的になれるといいかもですね。長い寿命を悩んで過ごすか、短くても悩まずに過ごすか、できたら長く悩まずに過ごしたいですね。そういうのに、ヨガのメソッドが使えるかもしれません。残念ながらインドはOECDに加盟していないので、比較できないのです、、、。ただアメリカは面白いです、、、。

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日本と真逆。平均寿命も、回避可能な死亡率も、慢性疾患の罹患率も低いのに、主観的健康度はトップレベル!不健康なのに私は元気!という感じ。何とも凄いですね。アメリカのこの現状はヨガではないでしょうから、何がこの主観的健康度をあげているのでしょうか?キリスト教?音楽?ここもまた他の統計なり文献なりで探ってみたいですね。

OECDの各国間の比較、日本とOECD平均との比較など、様々な参考になる情報がありますのでぜひチェックしてみて下さい。

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https://www.oecd.org/japan/health-at-a-glance-japan-JA.pdf


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