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ジュークレコードの松本康さんを偲んで その2〜『松本康のLET IT BEAT』

FM福岡「ライヴ・エクスプロージョン」(毎週土曜日深夜27時、つまり日曜日午前3時〜5時放送)内「松本康のLET IT BEAT」より。
このコーナーが始まるのは番組の後半4時半頃からだった。ともかく起きておくのが大変だった。放送されてたのは1980年代。深夜番組にも関わらず、かなり人気があって葉書やお便りを毎週沢山貰ってた。僕はこの番組の選曲表作りやオリジナルのカセットテープをリスナーへ発送するのを手伝っていた。一緒にやってた仲間とは今でも付き合っているミュージック・フレンズである。


1984/08/25 OA
松本さんが選ぶBritish Beat Group BIGGEST & BEST 5
選曲表制作時点と実際のオンエアでは5グループの順位が入れ替わった、やはりキンクスが一位に躍進(笑)。
1. KINKS
2. BEATLES
3. ROLLING STONES
4. THE WHO
5. YARDBIRDS

希望するリスナーに郵送してた選曲表



1985/8/10 OA
MOTOR TOWN BREAK DOWN
1. You're Really Got A Hold On Me / Smokey Robinson & The Miracles
2. Jimmy Mack / Martha & The Vandellas
3. I Heard It Through The Grapevine / Grady's Knight & Pips
4. Since I Lost My Baby / Temptations
5. Please Mr. Postman / Marveletts

ジュークレコードは“HOME OF THE BEAT"を標榜してた。松本さんなりの「ビート観」、「美意識」があった。それの2大ムーブメントが60年代のブリティッシュ・ビートであり、モータウンだったと思う。それが、ぼくら落ちこぼれのロック・キッズや当時の博多のバンドマンに多大なる影響を与えた。

「松本康のLET IT BEAT」新聞。選曲と解説文を掲載した

この頃雑誌「宝島」が福岡の音楽シーンを取り上げた。

宝島1984年7月号より

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