ジャンケン以外の決め方③
なんだか
余談が過ぎたw
つまりは
ジャンケン以外の決め方っていろいろあるやん
ってことが言いたいがために書いてる記事である。
①ジャンケンの種類
②草花相撲
をとりあげたので
そのほかを羅列してみる
『今日はこんなんできめてみいひんか?』
とつかっていただけたら本望である。
③「コイントス」
[二人でどちらが奢るか的な]
もちもの・小銭
アメリカはこれなんかな?
コインの裏か表かを選んで、
親指ではじき手の甲に隠す。
で『おもて、うら』宣言なのだ。
運を天に託す感はちとかっこいい
けど、小学生が…コイントスで決めようぜ!
っていうたら、お前はスネ夫か!
溢れ出す海外の映画感するので
キザに感じてしまう。
かわいくない。
そして、あれはどっちが表でどっちが裏なんだ!?
却下である
④穴一的なもの(ねらったものをターゲット近くに寄せる)
[多数のなかから一番を決める]
持ち物・その辺の石や木の実
きめられた穴や特定の樹木など
このへんは
最近はもともとの遊びの源流な気さえする。
みんなで石ほって(なげて)
あの木に一番近いひとから順番にしよな!
…うんとてもいい!
⑤チキンレース的ぎりぎりライン攻め類
[順番を決める時]
持ち物・ビー玉
地面に線を描き、ころがして、ビー玉が線に近いものが勝ち(オーバーしたらドボン(最下位))
学校の机であれば、おはじきを端っこまで転がす(落ちたらアウト)
物差しやカード類、牛乳瓶の蓋でもよい(ないけど)
⑥あみだくじ
[配置的に分ける(トーナメントなど)]
持ち物・紙とペン
今でこそ、縦線をならべて
梯子状にして選ぶが
室町時代の初期に成立した時は中心から外側に広がるような形であった
それが阿弥陀如来の背後の後光のようにみえたことから「あみだくじ」というようだ
阿弥陀とは「無量寿」「無量光」という梵語の音訳されたもので、限りない生命を有し、無限の光明を持つ仏といういみになる。
最近の子は「あみだくじ」をしない
というか
私の世代はなぜあんなにも あみだくじが生活になじんでいたのか
その答えは、あみだくじをする時に
口ずさんでしまうあの歌にある
おそろしや
アミダばばあ…小さい頃のすりこみなのか
無意識に口ずさんでいる自分にハッとする!
無駄に児童館でながそうかな
そしたら
あみだくじやるんちゃうかな
⑦かえるくじ
[鬼など多数から一人を決める]
持ち物・缶かんとカエル
やったことはないが、
記録にのっていたやつ。
これやってみたい
屋外で鬼ごっこの鬼を決める時、
是非かえるを捕まえてほしい
1.シーチキンの缶や、クッキーの缶とかをカエルにかぶせる(葉っぱとかなんせかぶせればいい)
2.その缶のまわりに、メンバーが囲むようにしゃがむ
3.そっと缶をもちあげる(かえるはしばらく様子を見てる)
4.カエルがぴょんぴょんと近づいた方にしゃがんでいた人が鬼「くーるーなー!!」
なんだろう
カンカンのまわりにしゃがんでカエルをみつめるこどもたちを見ていたい。
こんどやってみよう。
しかし、最近都市部の公園はカエルおらん。
カタツムリはもっとおらん。
あのまるいクッキーのカンカンもみない。
みんなどこいったんやろ
⑧ひもくじ
[順番を決める時]
これはあんまり知られてないような気がする。
屋外で順番とかを決める時に私もたまにやる
波打つように参加者分うねうねしたひもを下の方でまとめて握る。その際にロープの先の方を印つけておくか、軽く結んでおく。
うねうねのてっぺんを参加者全員が握る
各自が握ったまんままとめていたところを離すと
先頭から順番がきまると言う仕組み
⑨くじ引き
[多数の中で数人を決める時]
なんでもいいが、ひもや紙や割り箸などを人数分準備して、あたり(はずれ)に赤などで一つだけ印をつけておく。
公平ではあるが、
できれば駄菓子屋とかのアテモンのように
うれしいくじ引きがいいな。
まいとしPTAとかの役員の選出クジで
絶望してる人を見る
⑩うーららおもて
[2チームに分かれる時]
手の表面と裏面をひっくり返しながら行う。
成立しない時は
「てっ!」といいながら
くりかえす
11-グッとパでわかれましょ
(神戸)
[今から2チームにわかれてー]
これはなんというか、これだけで
記事が書ける。
私の地元は『グッチ』(ぐーとチョキ)だった
成立しない時に、
なってない!
とか
ショ!
とか地域によっていろんな言葉があるはずだ
出す手の形も地方によって異なるはずだ。
個人的に
いろんな調査研究してるが、
出身地はもちろんだが、両親の出身地に強く影響をうけるきもする。
12-いろはにほへとちりぬすと
[ケイドロすんでー]
これは番外編にちかい
ケイドロ(どろけい・どろたん)の役割決めの時だけ足を全員出させて発動する
これも地域によって異なる決め方がありそうだ
尼崎はこうらしい
「いろはにほへと
ちり・・ぬすっと!!
いろわかよ・・たんてい!!」
ちなみに、地元富山では私はやったことなかった。缶けりで兄貴に置いていかれた思い出しかない。
子どもたちが、じゃんけんに頼りすぎる傾向があり(というかそれしかしらん)ので
じゃんけんの怖さもしらない。
その結果、
簡単に『じゃんけんしよ』というし
負けても納得できなくてぐだぐだ言う。
負けてぐだぐだ言うならジャンケンはしてはいけないのだ。
こどもとかかわる大人が
そのほかの決め方を遊びの中で
さまざまな形を提示することが
子どもたちの引き出しを広げることになる。
PTAの入学の役員選挙とか
『かえるくじ』でやったらええねん
きっと、かえる近づいた人はそれ以降カエル嫌いになるけど、なんとなく神様が決めた気にならないかしら
日本各地の子どもたちよ、
屋外で鬼などを決める時は
是非『カエル様』にお任せしよう。
遊びなんだから、神様探しから
はじめてみてはいかがだろうか