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「源水独楽(姫路独楽)探求記」

「源水独楽探究記」
独楽をまわしてまわして
たくさんの人たちに伝えてきました。
そして、いろんな独楽を見て集めてきて、行き着いた夢
「いつか自分で轆轤まわして、独楽作ってまわしたい」

本日、その夢を叶えに姫路は夢前へ

憧れの木工轆轤


姫路には古くからの伝統工芸
「姫路独楽」
があります。

日本の独楽は
東北ではミズキを主な材料とし木芯でした。
博多で鉄軸の独楽が発明されて、下部についた
博多独楽、佐世保独楽、肥後チョン掛け独楽などがうまれました。
兵庫で盛んにつくられた木地師たちの木のお椀が
大量生産される瀬戸物に押されたことで、
竹田の木地師たちは家具屋(竹田家具)に変化し
姫路の木地師は独楽を作るようになった。

エゴノキは轆轤木(ロクロギ)とよばれる


関西特有の形として、
鉄軸が突き抜けた投げ独楽の形で独自発展しました。
材料はかつてはロクロギ(エゴノキ)でしたが、今は山々から伐採して引っ張り出す山師がいないのでなかなか手に入らず、今はカバノキの仲間でミズメザクラを使用しています。

江戸期になり
越中富山の薬売り四代目松井源水が
曲独楽によって反魂胆をうったことから
こままわし名人松井源水がうまれた。

姫路独楽は
先先代が独楽作り名人であったことから
こままわし名人の源水から名前をとり
源水独楽と称される。

輪っかが鋳物のかつての源水ごま



そんな姫路独楽十代目の村岡先先
丁寧な指導のもと、
自分で木工轆轤で黒輪の鉄輪を二つ作りました。
やべぇ。むずかしい
おもってた数倍難しい。そして繊細
けど
すっごい楽しい。
けど自分の回したときは嬉しくて
ちょっと鳥肌たった!w

職人になりたい髭



量産の木独楽や鉄輪と異なり
しっかりバランス考えて丁寧につくってはることがわかりました。
これ…木の板から独楽になるまで一つにどれだけ時間かかることかw

独楽好きならわかる
おもわず
「ええ独楽や」と唸る。

二つできた…けど、二つうまくいかんかったw


ええ独楽や



作る人
回す人
見せる人
伝える人

私はプレイヤーとしての天賦の才はない。
けど調べること、まとめること
伝えることはできると思うんだ。

伝えるためには自分でつくった今日の経験はとてつもなく深く大きい。

村岡先先本当にありがとうございました。

源水独楽を是非手にとって見てください


源水独楽は以下の場所で購入できます。
姫路の伝統を継承されつつ、現代を取り入れレーザー加工でかっこよく!
是非手に取ってまわしてみてください!

スピンギア
姫路駅南じばさんビル1F播磨館
姫路市立書写の里美術工芸館
夢前町夢乃そば
姫路城内土産店
ショッピングサイト クリーマ

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#独楽回し
#伝承遊び研究

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