2024年8月振り返り
今年からアジャイル勉強法をはじめました。
8月が終わりましまたので今月を振り返ります。
Work
新しい技術領域への挑戦
8月はプロジェクトの中でこれまで自分が使ったことない技術領域を含んだ開発を行いまいた。具体的には、「DynamoDB」と「メール送信機能」を用いた開発でした。
「DynamoDB」はこれまで扱ったことがないkey-value NoSQLでした。そもそもkey-value NoSQLの概念がRDBMSと何が違い何が嬉しいのか? を知るところから調査しました。以下の動画が非常にわかりやすく短時間で納得感を得ることができたのでおすすめです。
「メール送信機能」については、「Action Mailer」を用いてメール送信する処理を実装しました。既存実装があるので短時間で開発完了まで進めることができました。また、全体のメール送信フローが同様になっているかを学習する場が実装の後にあったので、後から整理することができました。
Learning
8月は以下の本を読みました。
特に「ちょうぜつ本」がとても素晴らしくて自分の中でひとつのターニングポイントになることを確信しています。
昨年、外部イベントでCQRSを知り、アーキテクチャに興味を持ち今年「クリーンアーキテクチャ」を読んで、DIPの偉大さを知りました。ただ、この時は、ドメインへの変更の容易性を高めるという共通の思想を知っただけで、これから学習するきっかけにすぎませんでした。
しかし、「ちょうぜつ本」を読んだことでオブジェクト指向の本質を掴むことができたと思っています。特にインターフェイスというRubyを学習していたら通常は出てこない概念と出会えたことと、その恩恵で一度書いたら抽象クラスの変更をせずに具象クラスのみの修正でよくなるという部分が自分の中でとても腑に落ちました。
数学で例えると、今までは、目の前の問題を過去問から学習して手順を知り手探りで解いていたところが、問題を別の解決方法を知り、その方法が普遍的なひとつの方程式で記述でき、それをこれから応用することで様々な問題が解けるようになるだろうというワクワク感を得た時に近い感覚でした。
今後は、「Rubyで実現する方法」と「ドメイン駆動設計」の学習を進めます。
参加した勉強会
8月は、以下のイベントだけ視聴しました。
本業務が手一杯で外部イベントに参加できなかったので9月は俯瞰して自分を見てイベントへ参加する時間を設けようと思います。
Private
teamLab Borderlessに行った
以前、御船山のらかんの湯に行った時に初めてteamLabを体験して、今回2回目で念願のボーダーレスに行ってきました。
最大の特徴は、ある部屋でみた作品が別の部屋へ移動したり、複数の作品が同時に部屋に現れるというように境界線が存在しないことです。つまり、空間と作品が時間によって異なる組み合わせで現れます。
静止したアートではないものはこれまでにも見たことがありましたが、作品だけでなく空間ともセットで連続性を持たせることがこんなにも新しい体験を生み出すことができるのかと感動しました。
藤井風のLive "Feelin' Good"に行った
ついに、実物の藤井風を見れました。
風邪を引いた
8月は平日に風邪をひいてしまいました。原因は不明ですが、夜中に「ちょうぜつ本」を読んでいると分からないことの探索が終わらないジャーニーとなって連続的に続いてしまい睡眠時間が減ってしまい結果、風邪を引いたのではないかと推測しています。
就眠前の読書は本来睡眠前の導入として最適なのですが、論理的指向を司る領域を刺激しすぎてしまう本だと返って逆効果になるということを学ぶことができました。
所感
8月は、本業務で手一杯で、業務外のアウトプットが少なかった印象です。一方で、1年を振り返った時に間違いなくターニングポイントだったと言えると感じています。
理由は、オブジェクト指向の本質を掴むことができたからです。これから、もう少しだけ時間はかかりますが、Webエンジニアリングの中で自分に適正があり、伸ばすべき領域として間違いないと確信を得ることができたのが非常に良かったです。
9月も引き続きインフラとアーキテクチャの学習を継続して進めます!
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