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2024年6月振り返り

今年からアジャイル勉強法をはじめました。
6月が終わりましまたので今月を振り返ります。

Work

新プロジェクトのPMとして奮闘

  • 5月は前のプロジェクトの残対応を集中して行いました。6月になったタイミングで新プロジェクトにがっつりスタートしました。私は今回のプロジェクトのPMとして役割を担当することになりました。

  • PMとしては、メンバーへ直近で何を進めるか? を積極的に提案したり、その状況を適宜上司へ共有することが必要です。一方で、PMのみではなくこれまでと同様に実装者として実装を進める業務も並行して行います。

  • これまでの感覚で自分の実装者としての業務を予定にすべて詰め込んでしまったことで、PMとしてプロジェクトの全体を俯瞰して見る時間が確保できずに、問題の早期検知が遅れたり、適切なタイミングで上長との期待値のずれを検知して報告することができませんでした。

  • 「プレイヤーとしての時間」「PMとしての時間」をスイッチして、後者の時間を適切に確保した上で、前者の時間をスケジューリングしていくことが重要であるということを認識することができました。

パフォーマンス検証での苦戦

  • 新プロジェクトの要件定義を進める中で、要件のデザインでは、サーバーサイドの書き込み処理にパフォーマンス懸念があるのでは? という話になりました。大替のデザインや仕組みを調査する一方で、UXとしては最初のデザインが最も適しており、進め方で悩んだ結果、簡易的な実装を最速で作って検証してみようという進め方になりました。そのため1weekを目処に、テーブル設計→API実装までを私+1名で対応しました。

  • テーブル設計のたたきまではかなり最速で作れたものの、その後のレビューで考慮するべき観点が発生していく中で日程が進んでしまい、API実装に着手した時には、1week目が終了してました。結果的に、API実装の前に、上長から進め方についてF/Bをいただきそこからは、数日でAPI実装を終え、パフォーマンス懸念がないことを確認することができました。

  • これまで一定の質を担保した実装しかやったことがなかったため、粗さをもたせたまま最速で作り上げるという作業は今回が初めての経験でした。特に、設計の部分がどこまでやらないといけないのか?、どこからはやらなくて良いのか?の判断が自分の中で不安があり慎重に進めすぎてしまった結果、当初の期日までに検証を終えることができませんでした。

  • 目的に応じてやり方を変えることと、期日が短い時ほど適宜進捗を共有して適切なヘルプを依頼することを学びました。

  • 一方で、API実装がこれまで以上に早くできることがわかり、自分自身のコーディングスキルがついてきている実感や、成功体験を重ねることにより、更にスピードが早まっていることを知れたのも良い学びでした。

生産性警察としてのパトロール業務

  • 今Qよりプロダクトチーム内の生産性向上に関するmissionを推進する役割を授かりました。こちらは「Findy tema+を用いて、PRのリードタイムを削減すること」をmissionに目標値の設定から施策の検討までの推進を担当しています。*(以前、外部のイベントにLT登壇した際に、同様の活動を推進している方の報告でこの活動を「生産性警察」と呼んでおり、とてもキャッチーだったので我々もそう呼ぶことにしてます。)

  • こちらの活動を2ヶ月間進めてきており、以下が完成しました。

    • 目標値の設定

    • 目標値を達成するためのシナリオ

    • シナリオに必要なアクションの策定

  • こちらの詳細は、別の記事に今後記載しようと思うので割愛します。

Learning

「AWS-SAA認定資格試験テキスト」の読了

  • AWS-SAAの資格を取得することを今年の目標においておりました。その学習を5月の途中からスタートしまして6月はinputとして書籍を読了しました。

  • 弊社ではAWSのサービスに業務中に触れる機会が多いので、学習している内容が業務で「なんとなく操作」していたことの「なぜ」の部分が解説されていました。このように、「How」から「Why」が繋がることによってとても楽しく読み終えることができました。

  • また、ベース知識がついたことで、自組織の中でやりたいけど手が回っていない箇所などの話をテックリードと話すことができるようなりました。

「LeanとDevOps」の読了

  • 以前からFour Keysは知っていましたが、その原点であるLeanとDevOpsについてはまだ未読でした。後述しますが、生産性カンファレンスでこの本のオリジナルの著者であるNicoleさんの公演が聴けるということで、日本語訳版ですが、元本を読むことにしました。

  • 書籍を読んだ後に参考文献もよむことで、Four Keysだけを見ることが目的ではなく、24のケイパビリティについてFour Keysを計測することで状況を把握しやすくする。問題が起きた時は本質的な課題がそれぞれのどのケイパビリティにあるのか? を見に行く。という流れが本来のDORAの正しいモデルの考え方であると解釈をすることができました。

「レバレッジ・リーディング」の読了

  • こちらも社内で良い評判だったので読んでみることにしました。

  • 結論として、僕は「レバレッジ・リーディング法」は緊急の場合を除いて使用したくないという結論を得ました。理由は、体系的に本を読まないと前後のコンテキストを誤って解釈する可能性があることや、そもそも、私が読む書籍は、体系的に解説を読んでいくことで理解ができる内容の書籍が多いことからレバレッジ・リーディング法との相性が悪いと判断したためです。

  • ただし、読書に投資しすぎることへの少し後ろめたくなる感情かならずしも全文を読む必要がないことなど、読書自体に対する心理的なハードルを下げることを助長する記述が多いことは今後の読書週間を挙げていきたい自分にとってはプラスに作用しそうです。

参加した勉強会

  • 6月は、以下のイベントに参加しました。月の前半は緊急度の高い業務に集中したためイベント参加予定のものをキャンセルせざるを得ませんでした。一方で、月の後半は、オフライン開催のイベントに参加することができました。

  • 開発生産性という共通のテーマに関心をもった方が多いことや、開発生産性については、エンジニア歴の深さによる知識の乖離が少ない印象で、初見であった方とも互いに情報交換がしやすく、毎度交流の時間の充実度が高いです。

  • また、開発生産性カンファレンスにおいては、昨年も参加しましたが、今年は、アウトプットからアウトカムへフォーカスをあげた方向が多く、自分たちの組織に置き換えてまだまだできることや、認知できていなかった概念に沢山出会えました。これから学び実践することができる領域が沢山あることが知れてとてもワクワクしました!

Private

Kroi FREE LIVE "Departure"に行った

  • 当選したので武道館ぶりに生のKroiを観てきました。リハーサルでJudenを普通にやってくれてテンションが爆上がりしました。9月にもライブに行くので楽しみです。

所感

  • 6月は、新しいプロジェクトが始動して、これまでにやったことがないPMとしての課題感を認知することができました。また、パフォーマンス検証では、これまでにない仕事の進め方が必要であることを学ぶことができました。一方で、自分の実装スキルが高くなっていることを体感することができ自身に繋がりました!

  • プライベートの学習では、AWS-SAAのinputを一通り終えました。7月は1ヶ月間ASSの学習に集中して、月末には資格を取得できるよう頑張ります!


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