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スピリチュアルと宗教の違い

 スピリチュアルを勉強している方とお会いした。とても気さくな方で天理数の話も否定することなく聞いてくださり、また、自身の神に対する考え方を教えてくださった。

 宗教とスピリチュアルとでは何が違うのか。ぼくは宗数に対しての理解はそれなりにあると思うのだが、スピリチュアルに関してはよくわかっていない。幽霊とか占いとかそういう類のものだと、それくらい漠然とした認識しかない。
その方がいうには、神は無限の存在で、留めるものや輪郭、自分を認識する術がない。だから、人という形あるもの、命という限りあるものになることによって、自らを認識するために人を作られた。だから、神と人との関係は対等であり、そもそも一つのものである、みたいな話をされていた。

 天理教では、神様と人との関係性は親と子という上下関係にある。人間を作ってくださった神様は、人間が陽気ぐらしするのを見て共に楽しみたいからこそ、体を貸してくださっている。
人間は体を貸していただいているご恩に報いるため、陽気ぐらしの世界を目指す。
対等なのか、上下なのか、そういう点がスピリチュアルと宗教との相違点の一つだというこ
とがわかった。

 いろいろとお話しをしたのだが、言っていることが抽象的過ぎて、正直ほとんどわからなかった。だが、神について語り合えた時間はただただ幸せだった。
数字や事実だけを求める風潮があまり好きではない。けれど、目に見えない不確定なものを語れるほどの自信もない。そんな不安定な自分に勇気を与えてくれた体験だった。

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんの時間に少しでも僕が関われたことが大変嬉しいです。次回の投稿もがんばりますので、よろしければ応援を。