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おじいちゃんの愛

 母方の祖母から手紙がきた。心配しているだろうと思い手紙を出しておいたのだが、そのお礼の手紙だった。

 心温まる内容だったが、祖父のことを書かれていたところがなかでも心に染みた。祖父は1年ほど前に出直してしまったので、祖母は御霊様の前でその手紙を読んでくれた。
「よく頑張ったなと、とてもうれしそうな顔をして、目を潤ませて喜んでいるように私は思いました。」
とその時の感想を書いてくれていた。

 ぼくの祖父は愛の深い人だった。孫は20人以上いるが、分け隔てなく可愛がってくれたし、気にもかけてくれた。上に記したようなことは大袈裟ではなく、本当に涙を流して頑張る姿を喜んでくれる人だった。ぼくも御霊様の前で拝をするとき、祖父のことを思い、目頭が熱くなることが何度もある。

 おたすけをするときには真実を尽くせと教えてもらっている。真実を尽くすというと抽象的でわかりにくいのだが、祖父がしてくれたように、愛をもっておたすけにかかることこそ真実ではないだろうか。

 自分には人を笑わせることもできないし、話がうまいわけでもない。このことがおたすけにおいてのコンプレックスなのだが、そこではないと思う。大好きな祖父にならい、我が子のように我が親のように、にをいのかかった人に愛を注いでいきたい。

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。皆さんの時間に少しでも僕が関われたことが大変嬉しいです。次回の投稿もがんばりますので、よろしければ応援を。