なおたん

一般の人より少し速いライダー。 https://lit.link/naokichixx

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最近の記事

雨の日にA級に出会ったら、やっぱり『普通の人』だった話

『雨の日に早い人こそ、本当に早い人だ。』 雨の日、青のGSX-R1000に出会って、それを再確認した。 僕は、「A級はバケモノだ」という感想はキライだ。 非科学的で、分析や模倣を放棄しているからだ。 A級が早い理由は、ドライの日では見つけづらい。 傾きすぎだし、加速しすぎだからだ。 だが、ウエットの日は違う。 彼らのマジックのタネが明らかになる。 ウエットでのA級は、傾いてないし、加速してない。 まるで一般ライダーだ。 では、なぜ、かようなタイムが出るのか

    • ライディングを言語化するということ。

      「ものごとの再現性を高めるには、言語化が重要」 という格言は、聞いたことがある人もいるかもしれません。 ライディングにおいても、その『言語化』は大事なのではというお話。 基本的に、ライディングは、『言語化』とは相反します。 うまい人の動画を見ても、まず何が行われているか理解不能です。 たまにうまい人が記事を書いていますが(←あっ)、出てくるワードが理解不能です。 結果的に、脳内で消化できず、指輪を誤って飲み込んでしまったかのように、個体のまま排出されます。 それ

      • 『人間』というパーツ

        モータースポーツというのは、機材スポーツであるといえるでしょう。 ここでの「機材スポーツ」とは、パーツを組み替えることにより、競技レベルの向上を得られるスポーツのことと述べることにします。 そこでふと気づいた点があります。 『人間』も、パーツの一部なのではないでしょうか。 そう、”人車一体”という言葉が表しているように。 パーツの向上に余念がない機材スポーツ選手において、『人間』なるパーツは軽視されがちです。 たとえば、自転車レースにおいて、スモールパーツよりもビ

        • モータースポーツは、ミスしなかった人が最も早いという話。

          『モータースポーツでの1秒は、大きい』 一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。 それは、なぜか。 100m走や自転車レースなど、人間が動力となるスポーツと違い、エンジンに「火事場の馬鹿力」というものは存在しないからですね。 言い換えれば、「一定以上よりは速くなれない。」 じゃあ、何がタイムを分けるかというと、 『ミスしないこと』だと思います。 「バンクする角度を間違えた」「ブレーキの量を間違えた」「アクセルのタイミングを間違えた」…などなど。 ……逆の方

        雨の日にA級に出会ったら、やっぱり『普通の人』だった話