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猫の日に真面目な話が好きな話。

先に書かせていただきます。 #呑みながら書きました 。野生の呑み書き、というやつです。

通っていたクリニックで色々ありまして。飲んでいた薬をストップすることになったので、晩酌をさっそく解禁いたしました。

きょうは猫の日ということで、猫のイラストがカワイイ「酒蔵のネコ」という日本酒でございます。器は昨年嫁さんにもらった、鳥獣戯画のデザインの冷酒グラスと升です。

なかなか飲みやすいのですが、久々の解禁安堵…&、宅呑みで気が緩んでいるのでちょっと寄っています。酔っています。うん。こんなはずじゃなかたt。もっとスマートに呑む予定だったんです。

NHK、Eテレの達×達を見ながらのんでいて。鈴木おさむと中邑賢龍さんの回でね。ふと話題に出たんです。「自分の付加価値とは何か」って。

「嫁さんの付加価値ってなんだろうね。」なんて真面目な話をしたんですが、彼女はそういうのは照れ臭くって苦手だってんで。僕はですね、こういう真面目な話がすごく好きな、つまらないやつなんですよ。何度か対談記事を載せているひじり先生なんかは、そういう話が好きなタイプなんで、よく話してくれるんですが。なんですかね。腹割って話した気になるのと、相手の見解が効きたいんですよね。聞きたい。だって、真面目な話って、口に出して、自分以外の人と話さないと、自分だけの考えじゃないですか。それが偏ってるか、一般的に正しいのかとか、わからないじゃないですか。そんなのって、つまらないじゃないですか。もっとつまらない人間になるじゃないですか。

僕は自分の平凡さも凡庸さもよくわかっているつもりで。それでもなにか付加価値があるって思いたいから、こうして文章を書いていて。noteにも、その外にもたくさん文章で表現する人たちは腐るほど…いや、星の数ほどいて。それでも自分にしか書けないことがあるって思うから、こうして筆を執るんです。みんなそうなんじゃないですか。

ああ思い出した。夢を持って、イベンターとか、なんか人の心に残る仕事がしたいって大学に入った時に、同級生に言われたんです。

「卒業したら事務とかでいいから就職できればそれでいい」って。

僕、衝撃的でね。みんな同じように夢とか、やりたいこととかあるって。そういう人と肩を並べて勉強できるのが、大学だって。そう思って田舎から出てきて。

ガツン、と頭を殴られたみたいにショックでね。でも、今思うんですよ。大学の時に好きで手を伸ばしたものは、今仕事に活かせて来てるって。どんなに些細でも、活かそうと出来てるって。

活かそうとした。活かせないことなんてないとも思う。その時の同級生に言いたい。活かせる場所に手を伸ばせよって。伸ばしてみないとわからないだろって。

明日、横浜に小林賢太郎の「うるう」を見に行く。小林さんの言葉で、ずっと好きなものがあって。

「0から1をつくるのは難しい。でも頑張れば、0.1くらいはできる。僕はそれを10回繰り返したんです」

って。

ずっと心に持っている大切な言葉。真面目な話も、そうだと思う。いろんな人といろんな話をして、いろんな考えを自分の中に入れていって。そうやって積み重ねて考え方をつくっていったり、アップデートしていったり。

呑み書きだから誤字脱字も多いけど堪忍な。

でも真面目な話をするのは好きなんです。一緒に飲んだらうっとうしいタイプと思う。

素面でも真面目な話はめちゃむちゃするよ。でも呑むともっと話したくなる。聞きたくなる。

ネコとか飼ってたら、聞いてくれたりするんだろうか。

「詰まんないけど、真面目な話がどうしようもなく好きなやつ」は、付加価値にならんかな。「愛妻家」は付加価値だとオム…思うけど。

「呑んだらやるな やるなら呑むな SNS」だと思ってたけど、やっぱり呑み書きは楽しい。

またやろう。

 

ご清聴…これ最後まで読む人いるんか。奇特な人だな。

とにかくありがとうございました。

良かったら、すき、ください。僕も好きです。

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