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君邪魔、終演後記。

おはようございます。
まぁこれ書いてから寝るんですけどね。
どうも、なおたむです。

今回は、note2本目にして私が最近ずっと
書こう書こうと思って中々手をつけられずにいた
この話題。出演舞台の振り返り?終演後記です。

2024年4月10日(水)〜14日(日)
劇団水色革命さんの第26回本公演
「生きる為には君が邪魔だった」
@新宿スターフィールド さん

シングルキャスト 磯崎奈央役で
出演させて頂きました。

役柄は山を狙ってる研究者の女の子。

研究所のボス、美力(びちか)さんのもとで
研究をしている最中、研究材料の融合を失敗し
後天的に全盲になってしまう。

同じく後天的に全盲になる丸山桃の後輩ポジ。
明確に演出指示があったわけではないけど
稽古していく中で見えたものかな。
まぁ私の年齢的に後輩や妹役ばかりだけど笑

いつか年齢を重ねて役者を続けていたら
段々演じられなくなるこの枠を
今は大切に演じたいからいいんだ。

フライヤー表面
フライヤー裏面


Twitterでは#君邪魔が公式タグです。
略称もそのまま「君邪魔(きみじゃま)」
びくっとする略称ですが愛着あり。

水色革命さんの舞台は#水色革命
で情報出てくるのでご興味ある方は検索してね。

新宿スターフィールドさん、
何度かお客さんとして足を運んでいて
ようやく自分も立てました👏🏻
100キャパの劇場公演に出れるのは
これで2回目。1回目は#死刑島2023の時に
池袋のシアターグリーンBOX in BOXさん。
みどりがすきななおたむからしたら
初めてがシアターグリーンさんも嬉しかったし
働いてるコンカフェと同じ新宿の劇場さん
(厳密には最寄りは新宿三丁目駅だけど)
に立てたのは嬉しいです。

応援札もみんなのおかげで1位🥇
目標として公言して実現出来たことが嬉しい。

1位にさせたい!とガチイベ感覚で
2枚送ってくれたお嬢様がいたり
17歳の子が送ってくれたり
観に行けない代わりに、とか
観に来てくれるのにプラスで、とか
親子で応援してくれたり
本当に誇りです!ありがとう😭💗

ありがとう🥺


カーテンコールは撮影🙆‍♀️でした!
お客様が撮ってくださったお写真🌟


お仕事として舞台に立つようになって、
14本目の舞台出演。

と言ってもその前には部活の1本だけ。
右も左も〜と言いますけど舞台なので
上手も下手も〜と言っときましょうか。
さすがに上手下手くらいわかってましたが。

じゃあ今のくだりなんだよ!
って思いましたか?

そうです、典型的なおしゃべりさんです。
おしゃべりさんがまるでおしゃぶりみたいに
文字に書くことで黙ってられるので(物理)
余計なことも多々ありますけど
これからも読みたいよ〜と思ってくれた方は
どうか、慣れてください笑
私の文章は真剣に読むってよりも
電車の中で暇な時間に見るとか
眠れない夜に、とか
そういう方が向いてるかもしれません。

さてさて本題へ。

いや〜色々ありました。
終わってすぐの感想は
「ようやく終わった」。

大前提なおたむはね、終わりが大嫌いです。
飲み会ではお酒1滴も飲まないからソフドリなのに
帰りたくない😭ってなるタイプです。
それでよく共演者さんが朝までいてくれたり
お泊まりしてくれたりします。
とても感謝。
帰るのが嫌というよりは、
単純に寂しいのですね。
楽しかった日ほど、大好きな座組ほど、
もういつものようには会えないから。
仮にその中の特に仲良くなれた人と
またご一緒出来たとしても、
その座組の雰囲気とか立ち位置ってあって。
一期一会、なんですね。

そう言うと、
「会えなくなるわけじゃない」
「今度ご飯行こうよ!」と言ってくれる先輩方。
本当に私なんかと行きたいのだろうか、
その場の収め方として言ったのではないか
本当に連絡したらだるいかな
とか考えて、他にも色々。
終演から10日以上経ってしまいました。

界隈が近しかったり
よくお世話になっている団体が同じだったり
複数回ご一緒させて頂くと
少し安心して頼ってしまうのです。
それぞれの座組で色んな学びやご縁があり
様々な優しさのカタチに触れてきました。
1つ1つあげていくと本当にきりがないので
それはまた今度、ゆっくりとね。

迷惑になる場合もあると認識してからは
ちゃんと引くようにしたけど
1年目はとにかく押してだめならもっと押せ!
だったなぁ。これも脱線するのでまた今度。

話を戻して、終わるのが苦手な私が
あーようやく終わった、と初めて感じたのが
今回の舞台、君邪魔でした。

フライヤー裏面に記載のあらすじ通り、
障がい者やきょうだい児を題材にした作品です。

登場人物は大きく4つの種類に分けられます。
先天性障がい者、後天性障がい者、
健常者、セクシャルマイノリティ。

現代劇ながら山賊たちが登場するのですが
その理由についての考察。
「山賊というキャラがいないと重すぎるから」
ではないかと出演者やお客様が考える中
私は「山賊ってもしかして、マイノリティ?」
と考えたのです。
山賊って基本的に複数人で行動していて
いつも同じメンバー。派手な格好にメイク。

マイノリティ=社会的少数派のこと。
反対の意味を表すのはマジョリティ。

山賊ではない人間たち、私たち。
『山賊たちがマイノリティの比喩表現』
だと仮定すると奈央や桃は
『山賊たちにとってマジョリティ』であった
と同時に
『世間にとってのマイノリティ』になった?
ということなのではと考えるのです。

「生きる為には君が邪魔だった」
の解釈、奈央が生きるのに邪魔だったのって
誰だろう?と考えた。
回答は「障がいを負った自分自身」ではないか。
先天性の障がいとは異なり、
生まれた時は健常者。
至って普通で、目も見えて生活してきた奈央が
自分の判断で研究に失敗し、
ある日突然光を失ってしまう。
それも慕っている美力さんのためで
悪意はさらさらない。
大切な人の力になりたくて、頑張ったこと。
しにたくなるなぁ、きっと。
美力さんや桃、誰かがいなくなったら
奈央もすぐにいなくなっちゃいそうだなぁ
と素直に感じました。
それが現れてるのが爆弾作りのシーンと
爆弾10個のシーン。あの顔。
正常な感覚はもうないんだろうな。
麻痺ってるんだろうな。
目が見えなくなっても研究所に篭って
白衣ひとつで爆弾を黙々と作っている。
あのブル転のシーンの最初、
普通ならシーンが始まりました!に見えるから
繋がって見えるように桃奈央は何か話してて
途中でぎぃーって扉の開く音がして気づく
になると思うんだけど、
入ってくる3人と美力さんの台詞があるから、
という理由の他に
桃と奈央は姉妹のような先輩後輩のような
互いにとって頼りの存在ではあるけれど
友達ではない、きっと私語もあまりせず
黙々と作業をする日々だったのかな、と
想像したのです。
だからあそこは2人の無言から始まる。

最初は爆弾設置のシーンも奈央は美力さんと、
桃はみなみさんと設置をする予定でした。
でも目が見えないからいたら邪魔じゃね?
となり、だから3人に頼んだわけで、
安全なところへ〜という流れになったんです。
でももし奈央が爆弾設置のそこにいたら
その場を離れずに爆発を待ってたかもなぁ。

稽古中に「奈央なんでそんな(芝居)暗いの?」
と言われたことがあった。
「しにたいからですかね。あ、役として。」
と答えた。
「なるほど、じゃあ別に明るくしなくていいや」
びっくりした。この解釈受け入れられるんだと。

一度、桃さんがお休みの日に
「2人とも暗いのが気になるから明るくしてみて」
と演出が仮でつけられて
ちょっとメグちゃんみたいな夢子みたいな
あの辺の引き出しから引っ張り出してきて
明るく、軽めの暴走をしてみました。
するとそっちの方がいい!深みが出るよ!
と言われました。楽しかった。

途中かららぶJETやりてー!魔法少女やりてー!
という気持ちにがしゃんと傾いてましたね。
役で暴走するって楽しいんだなぁ。

が、解釈と辻褄が合わないというか
やってて違和感?パッチワークのような
つぎはぎ感があってそれを話したのが
暗めの芝居に1回戻した日。
本番は明るいベースだけど、心のうちを
美力さんのいない桃とのシーンでだけ出す、
みたいなグラデーションになりましたね。
人間ぽい。そりゃそうか。
明るい人にも影はあるし
暗そうに見える人にも好きなものくらいある。

そして美力さんが盲目になった私達に
今も爆弾作りを任せてくれているのは
「しなせないため」なんじゃないかな。
桃奈央は「美力さんのせいではない」と言い
美力さんは「あなた達は何も悪くない」と言う。

私が1番苦戦したセリフは爆弾作りのシーンの
美力さんの「〜なのに」を食って
「美力さんのお兄さんの急な失踪で〜」
と言い出すところ。
なぜ急に奈央が続けた?!と
最初台本で読んでる時はわからなくて。
結果的に本番、はけた後の楽屋で
「今日のあの台詞めっちゃよかった!それ!」
と相方桃さんに言われた日があって
その時は別にこういう言い方にしよう!
と決めうちしていなかったのですが
自然に出たものが、恐らく美力さんにこれ以上
「誰かのせい」にする言葉、
お兄さんを攻撃する言葉を言わせたくなかった。
そんな気持ちで出た台詞でした。
これも掴むのが遅くて本番中ハプニングもあり
美力チームとして不安要素の多いシーンに
なってしまった気がするけど、
すぐにそうなったらこう繋ごう!とか
対策を考えてくださって冷静に対策するほうに
私も思考をもっていけました。

誰がミスをしてもそれぞれちゃんと謝れて
先輩後輩関係なくそれが言えるのは
素敵な座組みだと思うのです。
芸歴でも年齢でも1番下の私に
ごめん、申し訳ない!ありがとう!と
ちゃんと声をかけてくださって、
きっと私の方が力及ばすやりにくくさせてるし
沢山引っ張ってもらってるのに
これが「大人」なのかなぁ。
それぞれのエピソードや
写真はまた別途記事にします!
2S撮れてない方もいるから
全員分は書けないかもしれないけど
みんな素敵な人でしたよ!!語弊ないようにね!

オーディション情報のあらすじを読んで
これは...!と受けた今作。
今までの作品とは少し違う、
これに賭ける思いがありました。
公表していないことなので
内容はご想像にお任せするけど
本当に稽古期間からボロ泣きでした。

私は小さい頃から「感受性が豊かすぎる」
と言われてきました。
どちらかというと、あまり良くない方の意味で。

例えば
学校の校長先生の話で泣けるし
歩いてる地面は踏まれて可哀想だ、ごめん。
体内を流れる血は忙しくないかな
転んで怪我をしたら、血がばいばいしちゃう。
ごめんね私の不注意でお別れさせちゃって。
と思っていました。

これが普通だと思っていたら
どうやらそうではないらしく。

こう書くとネガティブに見えるかもしれないけど
もちろんポジティブなものもあって。
空を見上げて雲がくっついた!仲良し!とか
何かを作ったり表現したりが好きとか
特に絵や図工が好きで、絵本を書いてたな。
よく図工の作品や国語の作文が表彰されてて、
小学校の頃は表彰状集めるのが楽しかったな。

稽古の話に戻るね。
最終景とかは稽古しながら作るというやり方で
まだもらっていなかったので
途中までの通しをしました。

初通し、シーンが繋がると苦しすぎて
クライマックスらへんから最後まで
嗚咽が出るほど泣いて、共演者に引かれました笑

もうネタバレOKなので具体的にいうと
奏の歌からですね。

『自分が とてつもなく
ちっぽけに見えることが あるよね
自分だけが 悪者みたいに
思えるときが あるよね
もう二度と 心から
笑えなくなるんじゃないかと
こわくなるくらい
悲しくなることが あるよね』

のあたりが奏が歌ってたところですね。
奏役のマツダさんが選んだそうです。

私は存じ上げない曲でしたので
改めて歌詞を検索して一部抜粋。

Smile Again Smile Again
うつむかないで
Smile Again Smile Again
笑って見せて
Smile Again Smile Again
どんなあなたも みんな好きだから

この『どんなあなたもみんな好きだから』
が最後の方の割田家チームの台詞に重なって
そういう意図で選んだかはわからないけど
?!となってます。

母、美子の「どんな子でも我が子よ」
弟、剣佑の「みんな奏のこと大好きなんだぞ」
のとこー!!すごくない?!

この歌が聞こえて、最初は奏が
前から見える位置に出てきていたのですが
パネルの後ろにいて開いたらいる、にしようか
と演出がついていって
良い!良すぎる!そういうの好き!
と興奮してました。

そこから奏が貯金箱を開けて
「たくさんのおっとうだよ」
と紙を散らす。綺麗すぎ。

本番の楽屋モニターでも見れたのですが
楽屋の席が隣のトギさんは
「私はここのマツダさんの転け方がすき」
と話していました。同意。
いつも同じ斜めのラインを沿って
床に着くのが綺麗です。

その散った紙をみんなが拾い上げて
1つずつ読んでいくシーンが本当に
稽古場を1回出ようかと思うほど
見ていられなかった。苦しすぎて。
稽古の邪魔になってしまわないように
なるべく声を抑えるのですが
最終的にマスカラがとれて
顔面ピエロみたいに黒い線が出来てました笑
ぼろぼろに泣いた時そうなるので
困ったもんだな、と思い
最近マスカラをせずにマスカラの太さ〜と考え
マツエクを2年ぶり?くらい2回目してきました。
上下ともマツエクなので
思い切り泣いても崩れない!感激にぴったり!

まぁマツエクの話は置いておいて
あれよくお客様は真正面から観れたなぁ
と思います。

君邪魔の稽古期間、本当に久々に
ぐっちゃぐちゃになりました。

今はその地点を通過できたから
こうして書いてるけど
その通過までに1週間ちょいかかって
これを書くのが今になったわけです。

集中稽古で朝から晩まで、その後に飲みがあって
役者たちの飲みというのはただの飲みではなくて
役同士の擦り合わせだったり思想の共有だったり
コミュニケーションの場といったところです。
もちろん強制ではないので帰る人もいますが
やはりその場にいた方が+になりやすいのです。
稽古では時間的に伝えられなかったけど、
あるいはあまりダメ出しをしないタイプだけど
飲みの場であのシーンよかったよ!とか
あそこなんでやりにくかった?とか
当事者同士で言いにくいことなら
別の共演者さんに相談する場面も。

今回ぐちゃぐちゃになった私を
色んな人が色んな形で守ってくれて
座組内外で支えてくれる方がいて
無事(?)千秋楽までの10公演出演出来ました。

全部終えられた今だから言える
ぶっちゃけトーク。
小屋入りの直前に私の状態を心配して
演出さんが2択を提示してくださいました。

「やっぱり私はいない方がいいかなぁ」
「いなくても成り立つ役だしなぁ」
と考えた時、思い浮かんだ言葉。

「この座組にいる理由を自分で作るんだよ。」

1月に出演させて頂いた舞台らぶJET2の
演出せいらさんがかけてくださった言葉です。
続けて「なおたむはそれが出来てるしそれに影響されてる人もちゃんといるよ」的なことを言ってくれたんです。一言一句正確ではないけど。

だからね稽古含めて君邪魔やってる期間中
めちゃくちゃせいらさんに会いたくなりました。
まぁ実際1回会ってるんですけどね。
別件で心配して会いに来てくださって、感動。
もしかしたらてれぱしーが使えるのかも🥺

その別件も相まって「出来なかったこと」
を増やすのが嫌だった。
諦めが悪くてね、結果的にはちゃんと、
ちゃんとかはわからないけど
みんなのサポートと広い心のおかげで
「出来たこと」が増えました。

初めて私の扱いで芝居を観てくれる方や
全体で見れば少ないし、私の過去舞台と比べても
小屋入り前の段階ではかなり少なかったです。
結果初日の幕が開けてから、当日の飛び込みや
#きょうだい児 をつけて発信したことで
きょうだい児当事者様にも観て頂くことができ
自分で許せるくらいの数でした。

あと今回意図的にいつもと大幅にやり方を変えて
新しくSNSから人が呼べるようになりたい!と
チケット売れるまで寝れません配信を継続しつつ
Twitterにも力を入れておりました。
一方で正直出番やチケット代を考えても
過去の共演者さんにごりごり来て来て!とは
言えず個人的な連絡は控えながら
遠方のファンの方が招待用に
購入してくださったチケットで
代わりに観てほしい役者さんに声かける
というようなスタンスでした。
予定は空いていてもお金が〜という役者は
とても多いのでね。
この話を座組内でしたら頭いいねそれ!
それなら空席も作らないし!!
と褒めてくださいました。
これは完全なる受け売りです!笑
以前出演した舞台でご一緒した役者の先輩が
「なおたむ、そういう時はこうしてみな!」
と教えてくださったのです。
その先輩も素敵だね!と二重で褒められて
私はとてもにこにこで帰りの電車に乗りました。

今回残念ながらスケジュール的に
観に来れなかった役者仲間も
チケット耐久配信を観に来てくださったり
応援の言葉をかけてくださったり
励みになりました。

あと、1月の#らぶJET2
の時にお誘いして来てくださったので
今回はお誘い控えていた
#THESTAFF2023で共演させて頂いたしほさんが
客席にいらっしゃって
他にも共通の知り合いがいたのかな〜と
面会で様子見ながら声かけようとしたら
「SNS頑張ってたから飛び込みで来ちゃった🫢」
とのこと!これ結構役者やってて嬉しかったことランキングつけるとしたら上位にきますよ!

役者仲間ってやっぱり観に行って、来てもらって
が多いと思うし、私は1年目特に
毎月のように舞台に出させてもらってました。
最大3現場4役抱えていたので
SNSでもLINEでも宣伝うるさかったよね。
2年目も少し緩やかになりながらも
継続的に出演やSNSでの活動をしております。
当然、役者さんのお知り合いは増えるわけです。
座組が解散した後もご飯や遊びに行ったり
お互いの舞台を観たりできる仲間がいるのは
とても嬉しいことです。

また君邪魔から舞台全体の話になるので
軽くにしますが、
「役者にぜひ観てほしい舞台」
「ファンの方に沢山来てほしい舞台」
「もう全人類きてぇ!!な舞台」という
3種類の分け方が出来ると仮定してきた私が
んーこれはどの分類だ?と迷ったのです。
結果からいうと「舞台好きな初めましての人」
を主なターゲットにして舞台を楽しみながら
私のことも知ってほしいな、に行き着きました。

もちろんファンの方にも来てほしいですし
役者仲間に見せて恥ずかしいものでもないけど
1つの課題として、
らぶJET2を観てくれたなおたむファンの方は
「なおたむが沢山出てるから楽しかった」
「出ずっぱりですごかった」
「いつもあまり見ない役で面白かった」
という声が多かったのです。
そもそもTikTokなどのSNS、生配信から
舞台に来てもらって舞台が好きな人と同じように
楽しんでほしいというのがまず違うな、
と痛感しました。私のわがまま。

出番じゃない美味しさ、って
どうやったら伝わるんだろう?と思ったけど
最初からそれが伝わると思うのではなくて
まず入り口として知ってもらい、来てもらい
そこからハマっていく過程で知るものでは?と。
だって私が全く知識のない野球をみて
野球ファンのようにコメントしろと言われても
いやなんか迫力がすごかったです!
とかしか言えない気がするし...
案の定この話で1note書けそうなので
続きはまた今度気が向いたら書こうっと。

話を戻して()
きょうだい児タグをつけて発信するということは
普段舞台を観ない方も見ることが多く
きょうだい児の発信だと思ってタグから見たら
舞台の宣伝かよ、と思われる可能性もある。
そもそもきょうだい児、ヤングケアラーを
舞台化することに嫌悪感を抱く人もいるだろう。
色々考えて少し勇気のいることでしたが
やってよかった。

SNSの力って改めてすごいなと思いました。
当日未来場や飛び込みがあった場合は
扱いの人の席に紙で知らせてくださって
(このシステム初!素敵!)
どなた?!連絡きてないし知らないお名前!!
と思った方が2名。
どちらも私のSNSを見て、あまり知らないけど
飛び込んでくださったようです。嬉しい。
のちに2名様ともどなたかわかりまして、
お礼をすることが出来ました。
ありがとうございます。
これから母数が増えていけばこういうことも
増えていくのかな、と少し嬉しいような
不安というか寂しいような。
誰が私扱いで観てくださってるのか
把握しているのが当たり前だったから
そうじゃない人も増えるのかなぁ。どきどき。

さて話を戻して(n回目)
久しぶりに占いにがっつり心を寄せました。
新しくこの期間に出会った占い師さんに
「訳わからないくらいぐしゃぐしゃになって
別のルートを考えたのかもしれないね。
突発的な行動だったんじゃないかな?」
と言われました。
焦りから突発的に動いちゃうんだけど
ぐしゃぐしゃから行動するまでが短いとのこと。

そして私がこうなる前に
周りでぐちゃぐちゃになった人いない?と。
いる。いた。すごい、当たってる。
まぁせいらさんのことなんですけど。
私はその当時SNSでなんとなくそう見えて
勝手に心配していたのですが
今はなるほどあのことか!とわかります。
勝手に名前出して嫌だったらすみません!
どうやら編集も出来るみたいなので
嫌だったら消しときます!!

当たってるかそれが本当に占いの力か話術か
それは置いておいて当たった!という感覚は
すごく楽しいものだ。にやにやしてしまう。
言い当てられた時人は驚きの表情より
にやにやしてしまうのだなぁと知った。

同じお金を払うならうーん、?全然違うなぁ
という占いよりもえ!すご!当たった!
みたいな方が楽しいのは明確だよね。

占いをがっつり信じているわけではないし
現にこのnoteも占いでは△と出たけど
やりたい!って自分の気持ちを優先して
始めてみたし。あくまでマッサージと同じ感覚。
根本的解決を求めてるわけではなくて
リラクゼーションみたいな。
心の棘をとってもらった感覚で
翌朝とてもすっきり起きれた。
びっくりするくらい肩が軽くて笑ってしまった。

前にも別の占い師さんに「切り替えが早い」
と言われたことがあって。
自覚ではずるずる引きずるタイプだから
割り切れてないけどなぁと思ってたけど
最近は「きっかけ」さえあれば
それに納得できていればその日のうちに
気持ちの整理ができてることもある気がする。

でもこの切り替え、私が上手いのではなくて
他人の力を借りて行ってることが多いです。
君邪魔の稽古やその他諸々で
ぐちゃぐちゃだった3月4月。
1番よく会ってて気持ちの切り替えのお手伝い?
をしてくださったのはらぶJET2で逆班だった
サニーさんです🙌🏻

なおたむ、サニーさん

カラオケ行こう!って連れてってくださって
沢山歌ってたら曲の趣味合うね!とか
なおたむの歌声好き!いっぱい歌って!とか
とても褒めてくれます。
占いに行ったら同じ時期がやばい結果だったり笑
同じ舞台に立ってるかもね〜?
なんて話をしたりして。

お寿司やもんじゃをご馳走してくださって
「何食べたい?」といつも聞いてくださって
お腹いっぱいでも、ほぼ私だけ食べてる状況でも
嫌な顔せずに行こうよ!と付き合ってくれます。
大抵話してご飯食べたら眠くなって
帰って寝て気持ち切り替わってるのですが
1人だと多分それが遅い?難しい?から
人と話すってすごいなと思いますし
聞く側の負担がすごいことも知ってるので
頼ってばかりじゃいられないですね!!
前向きな相談とかお話が増えるように
私もがんばろーっと。
もちろん私もいくらでも聞きますので
24時間365日いつでも連絡くださいね。
私でよければ聞きますし割とフッ軽です!!
仕事中以外、返信は早めな自負があります。

サニーさんは5月に念願の団体さんで
舞台に出るそうで!!
なおたむも行きたいと思ってるので
みんなもサニーさんのSNSチェックしてね👀
なおたむのTwitterインスタのふぉろー欄とか
メンションから飛べます🙆‍♀️

私の次の舞台はまだ未定です。
夏頃に(仮)だけど、確定したらまた言うね。
1年目はありがたいことに次々決まって
千秋楽の次の日から別の集中稽古!
その翌週本番で本番中に別の稽古が始まって〜
みたいなスケジュールでした。
忙しいけど楽しかった。
暇、恐怖症です()

1年10ヶ月で舞台14本、朗読劇1本。
映像はちょこっと。
最近はバラエティにも挑戦しはじめていて👀

初めてのW主演やメインどころもやらせて頂き
3番手の美味しさを実感したり
振り幅のすごいキャラに戸惑いながらも
最終的に自分のものにできて
お客様の反応や共演者さん、演出さんの言葉で
段々と自信がもてたり。

あとは脚本演出やりたいんです!
と公言出来るようになったりとか。
これも別の機会に書くね。

まとめると最近はやはり
数を気にするようになったなと思う。
プロデュースとか演出もしている役者さんと
お話する機会があった時に聞いたこと。
オーディションで同じくらいの役者さんがいたら
最終的にはやっぱり数字が決め手にはなると。
集客数のことだと思っていたら、
それもそうだけど「出演本数」も見るそうで
そうかそれも武器になるんだ!と気づいて
何もしていなくても歴はカウントされるのに
比例して本数が増えないことに焦りを感じて
でも興味の薄い舞台にスケジュールが合うから
という理由だけで応募するのは嫌で
これまでの舞台全部ちゃんと理由があって
応募したりオファー受けたりしています。
即決とか感覚の時もあるけど
迷って結果出てよかったってこともあります。
後悔はしないように行動してるから
出なきゃよかったは今の所ないです!!
あの時あれに出てなかったら
この人と出逢ってないかもしれないんだ
とぞっとする時もあります。
それくらい素敵な人に出会えている。嬉しい。

まさかの2本目にして1万字を超えてしまって
自分でもびっくり。これでもまだ書き足りない。
またパート2というか残りも今度書きます!!

舞台「生きる為には君が邪魔だった」
ご来場くださった方、応援してくださった方、
なおたむを信じてくれた座組のみなさん、
外部からも支えてくださったみなさま
SNSや遠方からの応援をくださったみなさま、
そしてこの舞台で私を知ってくださった方
本当にありがとうございます!!
また、お会いできますように。

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