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「個人内多様性」を獲得していた自分のキャリアを振り返る

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気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたことを振り返るシリーズ。 ”早稲田大学の入山章栄教授(経営学)が注目するキーワードがイントラパーソナ… もっと読む
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自ら望んだ “火消し”チームで過ごした私の下積み時代編 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.10>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前回(複業で遭遇したトラブル編)に引き続き、しばらく「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。 岸田政権の重要政策の一つとして人的資本投資の促進があり、中でもリスキリングについてはこの半年になってやっと議論が活発になって参りました。 常に変化する労働環境に応じて必要なスキルを身につけていくことの重要性の啓発や、またそれを支える企業や国の取り組みを進めて

スタートアップで研鑽を積んだネット産業勃興期。前職での経験とのミックスアップでさらなる成長を。 〜 今までのキャリアでやってきたこと<vol.16>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前回(スタートアップでの仕事開始編)に引き続き、しばらく「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。 電動キックボードが改正道路交通法の施行によって広まりつつありますが。 同じくモビリティ領域では、ライドシェアに関する議論が盛り上がっておりますね。新しい資本主義実現会議にも参席するZHD会長の川邊さんは各所で緩和を訴え、先般はグリー田中さんの投稿をきっか

新天地へ。出遅れ感に対する焦りと社内に翻弄される、がむしゃらな日々の始まり。 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.15>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前回(キャリアチェンジ編)に引き続き、しばらく「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。 先般、いわゆる骨太の方針が閣議決定され、柱の一つとしてスタートアップ政策も挙げられておりますねぇ。国だけでなく各地方公共団体が、産業振興のみならず、高齢化や関係人口創出や過疎等の地域課題解決を絡めた事業創造促進やスタートアップとの官民連携を掲げております。 それに

焦りを糧に熟成期間を経た、キャリアチェンジ編 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.14>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前2回の新卒番外編(音楽バー通い&全国巡りの様子)から少し時間が空きましたが、再開です。新卒で入った会社を辞める件は少し触れましたが、その経緯をもう少し深掘りしてみます。またしばらく「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。 3年ほど前に公開された「ネット興亡記」シリーズ。1995年のインターネット登場から始まる、IT業界の文字通り「興亡」を記した良コン

新卒番外編②:暇さえあれば日本全国を巡る 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.13>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前回(新卒番外編②)に引き続き、しばらく「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。 先日、私も視察した長野県千曲市で行われているワーケーション&スナック文化を軸にした街の魅力発信プロジェクトの様子が報じられていました。 私も案内いただいてスナック街を徘徊したのですが、このように地域の魅力を探して回るは今に始まった話ではなく。思い返すと学生時代から変わっ

新卒番外編①:ジャズバー通いに明け暮れた新人時代 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.12>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前回(下積み時代編)に引き続き、しばらく「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。 今年、JR関内駅前にある横浜市旧市庁舎跡地の開発計画が発表されました。横浜スタジアムもあることからDeNAによるエンタメ施設や、星野リゾートによる都市型観光ホテルができる予定とのことで、だいぶ駅を中心とした街の様相が変わってきそうですねぇ。 この数回かけて振り返ってきた

生意気で衝突しまくっていた若手社員編 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.11>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前回(下積み時代編)に引き続き、しばらく「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。 先日、「交通系ICカードを持たない乗客でもチケットレスで通過できる手段」としてQRコードによるチケッティングの導入が発表されたんですが、そ記事を見て「頑張ってICカード化を進めてた時代もあったよなぁ。」と思い出しました。 新卒で入った会社では、ICカード&電子マネー関係

複業で遭遇したトラブル編 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.09>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前回(新卒ゆるゆる時代と募る焦り編)に引き続き、しばらく「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。 副業解禁の流れを受けて、副業希望者と企業をマッチングするサービスも増えてまいりました。創業期に私がご支援したことがある会社もいくつかありますが、当時から変わらず「副業に挑戦したい人は相当数いるが、今の課題は受け皿がない(アナザーワークスの大林尚朝代表)」状

新卒ゆるゆる時代と募る焦り編 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.08>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前回(バックパッカー編)に引き続き、しばらく「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。 日本ではそろそろ就活も終盤にさしかかっており、10月には久々に内定式がリアル開催されるだろうという話も挙がっております。内定取り消しや採用見送りなどの不景気な話も聞く一方、オンラインを活用したインターン制度の多様化、通年採用や既卒採用も進むなど、新卒生の働き方を取り巻

「誘われ力」を磨いたバンド時代編 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.01>

COMEMOでも紹介してきたように、私は日々、いろいろな仕事に関わっています。最近は広報やマーケティングなどコミュニケーションに関する仕事が多いものの、それらと全く関係ない種類のものもあり、いつも「日比谷さんの仕事は何ですか?」という質問に一言で答えるのが難しいと感じていました。 早大の入山章栄さんは年始の社説の中でこう語っています。 そういえば入山さんには「既存の肩書きでは捉えられないようなスタイル」「職業や肩書きがはっきりしない」事例として、以下のように紹介されたこと

「仕掛け人」として「連帯感作り」に目覚めた学園祭編 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.02>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前回お伝えしたように、ここから数回は「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。 先日、こんな記事を目にしたのですが。 生き残り戦略として「仲間との共存」があり、連帯感醸成のために、食事を共にする文化が根付いたとのこと。これはフリーランスやプロジェクト型で仕事をする人たちにも通じる話で、都度組成されるプロジェクトでいかに信頼関係を構築するかが求められます

音楽が未知の世界へ飛び込む楽しさを教えてくれた 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.03>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前回に引き続き、しばらく「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。 さて、人的資本経営の重要性が高まる中、コロナによる渡航の難しさも相まって、「組織間越境」による人材育成の有効性が語られて久しいですが、いろんなケースを見聞きするに、誰もが越境に向いてるとは思えないんですよね。で、自分はわりと「越境」は嫌いじゃ無いというか、楽しめる部類だと思うんですが、い

本格的に「デジタル」に目覚めた大学時代編 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.04>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前回に引き続き、しばらく「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。 さて、先日、中高生の夢として「好きなこと仕事に」がトップになったと報じられました。「好きを仕事に」の賛否は多く語られてますが、個人的には「どうせ努力したり学ぶための時間や力を注ぐのなら、興味のあることの方が長続きするし、辛い時でも踏ん張れる(可能性が高い)」派です。 ということで、今回

学生ベンチャー全盛期に、私が起業しなかった理由 〜 気づいたら「個人内多様性」を獲得していた自分が、今までのキャリアでやってきたこと<vol.05>

いろいろな仕事に関わるあまり、自分の仕事を一言で表すのにいつも苦労する私。前回に引き続き、しばらく「日比谷のキャリアをひたすら時系列で紹介する」シリーズにお付き合いいただければと思います。 さて、先日、「大学で起業サークルが増えている」と報じられました。大学生のビジネスコンテストのお手伝いをする機会もちょくちょくあるのですが、自分で起業するだけなく、スタートアップでインターンしたり社会起業家を目指してプロジェクトを立ち上げる方は年々増えている印象です。 私の学生時代はいわ