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クラシック音楽

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クラシック音楽について。聴いた曲と演奏家も。
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2020年3月の記事一覧

ごまラーメン堪能して、地元の駅からドライブ。海を見たくなって(写真上げたので見て下さい)。その後ブックオフヘ。110円のCD3枚、110円の本1冊買う。アバド指揮のCD、五木寛之の本。早速チャイコフスキーの交響曲5番を聴いた。リリカルで劇的、バランスが絶妙。脱出&隠遁の午後です…

なおたか
4年前
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”彼らはボタンみたいなイヤホンを耳に押し込んで、どこにいても音楽を聴いているだろうね。音楽は彼らにとって、場所を問わず取り出せるものになるに違いない。こんな小さな、持ち運べる機器が出てくるだろうね。誰でも手が届く日常的消耗品になるんだ。”カラヤンはこう予言していた。

なおたか
4年前
1

"なんであんな連中を選んだんだろう?"と彼はロナルド・ウィルフォードに訴えている。"ベルリンだったら、オーディションも受けられない奏者ばかりだ。私の七歳の娘が『パパ、微積分を勉強していい?』と聞くようなものさ。七歳じゃ微積分はとても無理なんだ。"カラヤンのメトのオーケストラ評

なおたか
4年前
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”多くの若手ピアニスト、特にアメリカの若いピアニストはもはや、鍵盤でのメロディーの歌い方を知らない。本当の"レガート"の指づかいを持っていないので、ピアノで節を歌うことができない。すべてが打楽器的過ぎる。美ということに関すれば、彼らの音の感覚はあまりに不十分だ。”ジョージ・セル

なおたか
4年前

ブラームスの”セレナーデ第1番ニ長調作品11”を聴いている。本日2回め。アバド&BPOの演奏。ブラームスの音楽のすばらしさはもちろん、アバドの才気に驚かされた。毀誉褒貶ある指揮者だったが、やはり"すごかった"のだと思う。ムチのようにしなる推進力。瑞々しい歌心。サウンドが美しい…

なおたか
4年前
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ブラームスの”セレナーデ第2番イ長調作品16”を聴く。本日2回め。弦はヴァイオリンがなく、管楽器主体の編成で、金管楽器、ティンパニもない小型のオーケストラが使われる曲。”曲の性格は、いわばオーケストラと室内楽の中間”。(吉田秀和『ブラームスの音楽と生涯』)アバド&BPOの演奏。

なおたか
4年前
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ブラームスの”セレナーデ第1番ニ長調作品11”を聴いている。若々しく、楽しい曲だ。ブラームスが書いた最初の管弦楽曲。デットモルトいう町の宮廷のポストを得て、そこのオーケストラのために書いた曲。アガーテ・フォン・ジーボルトとの恋愛があったのもこの時期らしい。演奏はアバド&BPO。

”その人が指揮者に向いているかどうかに尽きるね。他のことはすべて学べるのだが、学べない特性が二つある。一つは、どれほど強く自分が表現したい音楽を心の底から感じているか。もう一つは、それをオーケストラに伝える能力をどれだけ持っているかだ。”大指揮者カラヤンの指揮者論です。

なおたか
4年前
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”かなり大きな音量の大オーケストラで、同時に弦楽四重奏のように演奏するということ。言いかえれば、お互いに聴き合う。ただ自分のパートを演奏し、拍についていくだけでなく、音楽についていく。そして演奏しながら、自分の耳でオーケストラの他の声部を聴きながら、ついていく。”セルの”理想”。

なおたか
4年前
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”セルには基本計画とオーケストラが達成すべき一連の音楽的な目標があった。彼はこれらの目標を、個々の奏者、オーケストラ全体にとって深く身についた習慣となるように、意識的に、長年に渡って休みなく繰り返すことで徐々にしみ込ませていった。”ジョージ・セルのオーケストラ育成の方法論。

なおたか
4年前

"音楽に命を吹きこむことが一番大切なテクニック。そして音楽を描き出すにはまず、作曲家を理解しなくてはならない。作曲家のメッセージを聴衆が理解するためには、指揮者がそれを理解する必要がある。観光バスの運転手はまず、自分で道を知っていなければならない。"大指揮者ジョージ・セルの名言。

なおたか
4年前

バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルの演奏でハイドンの交響曲99番を聴いた。

とてもよかった。バーンスタインの若々しい指揮と音楽性。ハイドンの知的でクリアーな音楽。

ストレス状態にあるとき、ハイドンの音楽を聴く、と言った日本人作曲家がいたが、けだし名言です。

なおたか
4年前
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きのうに続き、ブラームスのピアノ協奏曲第2番を聴いている。セル&クリーブランド管、ゼルキンのピアノによる演奏。ブラームスは恩師シューマンの妻クララを深く愛した。シューマンの死後、ずっと。二人は距離を保ち、結局一線を超えることはなかった…漱石も、登世と一線を超えることはなかった…

なおたか
4年前

ブラームスのピアノ協奏曲第2番。ジュリーニ指揮フィルハーモニーア管&アラウのpfによる演奏。どこがいいか。オケも指揮者もピアニストも、やわらかく、余計な力が入ってないのが気に入った。あと甘い音色。この曲、ブラームスがイタリア旅行の直後に書き始めたんだそう。だから南欧風味なのか。