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小さな事からチクチクと

前回の日記に
「コタツでチクチクとビーズ細工をしています」
と書いたのですが、
チクチクはビーズ細工の表現としては馴染まないと思われた方も多いかも知れません


ビーズ細工と言うと、テグスを使っての作品をイメージされると思いますが、テグス以外にも色々な作り方があります


機織(はたおり)と同じようにしてビーズを織り上げる「ビーズ織り」
糸にビーズを通しておいてから、かぎ針を使って編んでいく「ビーズクロッシェ」 
と言った技法もあります


その他に、ワイヤーを使う方法やビーズを使って刺繍するビーズ刺繍も良く目にします


私が主にやっているのは、「ビーズステッチ」と言う技法で、針と糸を使いビーズを編み上げていくものです

まるで裁縫をしているような感じになりますので、文字通り「チクチク」という表現がしっくりくるのです


自分で言っておきながらなんなのですが、
最近「老後の趣味」と言う言葉に少し抵抗を感じています


言葉の中に「暇つぶし」「稚拙なもの」というような意味が隠れている気がするからです


私の作品を見てくださった方は、
「器用なんですね」「大したもんだ」
などと言って下さいます 


その度に私は「いいえ、老後の趣味なんですよ。大したものではありません」と答えます


すると皆さん、ほっとした様子をみせるのです

顔には(やっぱりな、老後の趣味ならこんなものだろう。少し褒めておいて次の話に移るぞ)
(興味のないものでウンチクを語り出されても困るしな)
と、はっきりと書いてあります


確かにその通りです
逆の立場なら私も同じように思うことでしょう
「下手の横好き」なんて言葉も思い浮かびます


ビーズ教室の先生に上達のコツを質問した事が有ります
答えは単純明快「たくさん作ること」でした
これ以上の答えはないかも知れません


糸の引き方
玉止めのしかた
ビーズの並び方

どれをとっても練習をして、手が慣れるのが上達のはや道だなぁと実感することばかりです


老後の趣味のレベルを超えることを目指して、今日はネックレスをチクチク作っていました
完成が楽しみです

おまけ1
長さ:50センチ
重さ:11グラム
金具:マンテル
鎖骨下くらいの長さのネックレス
スパイラルロープというステッチを使っています

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