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オーディション

作品を作る前のビーズ選びの作業を、勝手に「オーディション」と呼んでいます


ビーズ細工の楽しみの一つに、いちから自分で考えられると言うことが上げられます


初心者でもそれなりにオリジナル作品が作れます


ネックレスにするか 
イヤリングにするか
色合いは 
大きさは 
どのビーズにするか
こんな所から考え始めます



多くの場合、今までの作品やビーズ雑誌、先生の作品などを参考にするのですが

どこまでが参考で、どこからがパクリなのか、かなり微妙です



作るときには
漠然と「春のお出かけにつけるネックレス」のような感じで、

作りたいイメージを頭にうかべてからビーズを選びはじめます



苦労するのがビーズの色合いです

色や形、光沢、大きさ、様々に影響し合ってなかなか決められません



多くの場合は同系色で配色を組み立てて
プラス一色(いわゆる差し色ですね)

この一色が悩みどころです



手持ちのビーズを一式全部持ってきます

ビーズは小袋に入れて、種類別にバックに分けています



ここからがオーディションです

ビーズに向って

「これから春のお出かけネックレスのオーディションを始めますよ~」
と声を掛けるのですが、

周りに人がいる時は気味悪く思われるので声には出しません
(その位はわきまえております!)



第一次審査 
合う色、合わない色をざっくりとわけます


第二次審査 
少し丁寧に検討します 
この時はビーズは小袋に入ったままです


第三次審査 
小袋からだして並べてみます
ここで2、3色に絞り込みます


敗者復活戦 
敗れた?ビーズをバックにもどしなから見落としがないかを確認します


最終審査 
2、3色に絞ったもので試しに少し編んでみます


試し編みの中に、良いものが有ればビーズ選び、いやオーディション終了です



一針ごとに形が出来て行く制作の作業も楽しいのですが、この色合わせも楽しい作業の一つです


ピタリとハマった色選びができた時はとても嬉しくなります

 

おまけ2
パールと小さなモチーフのネックレス
清楚な感じで作りました
娘のところへ貰われて行きました

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