司馬遼太郎と明石家さんまの時代に生まれて良かった(1/2)

あなたの人生に影響を与えたものは何ですかと聞かれたら、こたえてみたい文句があります。

「司馬遼太郎と明石家さんまの時代に生まれて良かった」と。

司馬さんの小説はほとんど読みました。
人間の生きざまが面白く描かれていて、そこに感情移入してしまいます。
著者の小説の主人公への思い入れ、愛情が感じられ、その主人公達がとても好きになってしまいます。

戦国時代であれば、
伊勢新九郎、斎藤道三、黒田官兵衛、長宗我部元親、、、
明治維新前後であれば
大村益次郎、松本良順、高杉晋作、坂本竜馬、土方歳三、大久保利通、河井継之助、秋山真之、東郷平八郎、児玉源太郎、、、

もちろん小説なので司馬さんの創作部分もあると思うのですが、皆が知っている歴史の舞台を主人公が小説の中で生き生き動いていて、とても面白く、読書中、読書後に胸を熱くしてしまうのです。

また、小説の中で物語が進んでいる途中に、突然「余談だが・・」と、筆者自身の言葉が入ってきます。小説執筆の取材中の出来事や、幼少期の思い出など、物語の進行から外れてしまうのですが、なんとも味わいのあるもので、それも楽しく読み進められます。

どの小説だったか思い出せませんが、主人公が「面白く人生を生きてゆきたい」と語る箇所があり、印象に残っています。
「人生を面白く生きる」はどの小説にもあり、この部分は私が40歳代で起業を決意した際など大いに影響を受けていると感じています。


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