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2020.6.16 スーパーへ小豆を買いに。

スーパーへ小豆を買いに。白玉も買った。
近江屋のフルーツポンチが家にやってきた。高価そう。値段は調べない。
もらったうさぎやのどら焼きもあるし、先日スーパーで衝動買いしたチョコパイ、近所の無人販売で買った群馬水上の冷凍餃子、吉祥寺のアトレで買った大量の緑のパン、食糧が豊富で考えるだけで頭いっぱい。

Amazonのセールで買った世界のビールシリーズもある。

サルの目ヒトの目をかいた河合雅雄先生はなんと今も御存命だった。96歳。このコロナ禍にコメントも出されていたけど簡単なものだったので残念。今何を思うか聞いてみたい方だ。
本の中ではサルの話だけでなく、自然や、猿と比べた人間の姿についてエッセイも書かれている。猿山のボスがみずから引退を決め、潔く蒸発するのが絶対なのに比べて、人間の政治家はどうだ、なんて話が続く。昭和55年の本だけれど、今とそんなに変わらないみたいだ。

とくに印象にのこったのは、家族制度のはなし。オスとメスの役割が明確なサル社会に比べて、人間はその役割はあやふやに、子供も母親の腹を借りなくてもいい時代がそのうちにくる。稼ぐのも男の役割とは限らないし、男女の差や違いはどんどん無くなっていく。そうなったとき、人間は新しい生物になるだろうというようなことが書いてあり、当時読んだ人はちょっとびっくりしたんじゃないかとか思ってしまった。

今はそんなこと当たり前とまでは言わなくても、人間が新しい価値観や規範を採用していくフェーズになってきたことを都市伝説やSFの世界に限らない、現実の話だと思うのが普通になってきた。その考えに抵抗がある人も、それを大声で言えない、自分は古い人間だと自覚している。何が正解か決めこむ前に、人間という単位で今の暮らしや目に入るものを捉えてみるのはちょっと頭の整理になるなと思った。

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