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【続】交差することのない「彼」の人生に思いを馳せて

2年ほど前に書いた記事に

晩秋から「スキ」が急に付くようになった。

ありがたい。

気づけばもう数ヶ月noteの更新をしていないというのに

いまでも私の記事を見て「いい」と思ってくれる人がいるのだ。

最近やりたいこともなく、

「noteに呼ばれているのかも」

なんて思ってみたりしながらも、こうして年を越してしまったのだった。



その間も、あの「彼」はどうしているかな、

あの家はどうなっているかなと想像してみる。

あの家に住んでいた頃は、

一人で自由に今よりもっとぐーたらしていたなと思い出す。


そう、私はもうあの「彼」に思いを馳せるきっかけがやって来ることはないのだ。

中目黒の家を引っ越し、

新しい家でパートナーと暮らしている。

「そろそろ私が思いを馳せられる側になるのか」。

今の家に届く郵便物の転送シールには期限が3月の何日かと書かれていた。



そんなネタでも書こうか。

しかし、気が乗らない。






気が乗らない私に「いい加減再開せえ!」とでもいうかのように

あれはやってきた。





いま私たちが住んでいる家の住所が書かれた

知らない女性あてのDMが投函されていたのだ。




むむむ。



もはや、これまでか。。。。




それから数週間、

そろそろ書こう

そろそろだ、

そうこうして今日やっとこうして久しぶりにnoteを書いている。






さて、

新我が家にやってきた「彼女」にも思いを馳せた。

もちろん。



ZOZOからのDMだった。

私も会員登録はしているはずだが何もきていない。

頻繁に購入している人だったのかな、

ネットで洋服を買えるなんてすごいな、

確か前の住人さんは仕事の都合で引越したって言ってたな、

旦那さんの転勤に付いて行ったのか、、

「彼女」は仕事してなかったのかな、

いや、仕事の都合って男性をイメージしてたけど「彼女」の仕事かな、

家族で住んでたものだとばかり思ってたけど「彼女」一人だったのか!?




なんだか急に「彼女」に申し訳なく思ってしまった。

申し訳なくなってしまい、今回はポストではなくゴミ箱にそっと差し入れた。

きっとポストに再投函しても届かない。

あの「彼」にも届いているはずがない。




ただ、

彼らのあれからの人生が良いものになっていたらいいなと思う。

DMは届かない。

届かなくてもいい。

彼らの新しい人生には必要がないのだ。

本当に必要なものは必ずもたらされる。





彼らの人生、

そして私の人生に幸あれ。


必要なものはもたらされる。



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