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36才初産の出産ログ(妊娠・出産の話)

5月23日に第一子となる男の子を出産しました。

陣痛開始から産後の処置までかかった時間は18時間。

私は経膣分娩で息子を産みましたが、なかなかお産が進まず子宮口が全開になるまで長い時間を要しました。
そして最後は吸引分娩で引っぱり出してもらいました。(思いのほか頭の形はキレイでした!)

あまりにも痛くて記憶が飛んでいる部分が多々ありすぎたので、最後まで付き添ってくれた夫に記憶を補ってもらいながら出産の記録をまとめてみました。

出産前日(2024.05.22)

出産予定日。検診に行くと子宮口3センチ開いているとのこと。
次回の検診は3日後の土曜日になったが「それまでには生まれてるんちゃうかな」と先生。
お腹が張りやすくなるように内診で刺激してもらう。
明日は満月…期待!

出産当日(2024.05.23)

03:00
何となく目が覚める。トイレに行くとうっすらおしるしあり。生理痛に似た下腹部痛あり。20秒ぐらいでおさまる。
しばらくしてまた痛みがくる。
寝直そうとしても寝付けず。
※ここから産後まで24時間起きっぱなしになる

04:00〜05:00
このまま陣痛になる気がして、やり残していた部屋の片付けを急にやり出す。
片付けが終わる頃にはうずくまりたくなるような痛みに。
胎動カウンターを押すと6分間隔ぐらい。
5時ごろに夫が目を覚ましたので、陣痛がきたことを伝える。
それぞれ身支度を済ませて5時半ごろに産院に連絡をする。
夫から近くに住む義母にも連絡。

06:00
義母の車で産院へ到着。
着いてすぐNST。
助産師さんの「朝ごはん食べてた方がいいよ」という勧めもあり、ベッドに横になったまま前日に買ったミスドのドーナツを少し食べる。
と思いきや、その後しばらくして陣痛のタイミングで思いきり嘔吐。
この後、翌日朝に個室に入るまで何も食べずに過ごす。

07:00
NSTが終わり、陣痛室へ移動。
先生の出勤待ち。

08:30
先生が来られたので内診。子宮口4センチ。

09:00〜17:00
陣痛室に戻って陣痛に耐えながら子宮口が開くのを待つ。この間ずっと夫が側に付いてくれていて、ひたすら腰をさすったりテニスボールでお尻を押してくれていた。
12:00の時点で子宮口6センチ。
私の代わりに夫が産院から提供されるお昼ごはんを食べる。お昼ごはんはカレー。おいしかったけど量が多かったとのこと。
14:00頃、陣痛の間隔があいてきたのを見かねて、助産師さんに「促進剤使う?」と聞かれる。さらに強い陣痛が来るのが怖くてこの時は使わず。
17:00頃、促進剤投与開始。


18:00
子宮口9センチになり、分娩室へ移動。
人工破膜してもらうも、なかなか赤ちゃんが降りて来ず、体勢をいろいろ変えながらひたすら陣痛に耐える。
「いきみたくなったらいきんで」と言われるけど、うまくいきめない。

22:00
ベテランっぽい助産師さんが子宮口に手(指?)を入れて赤ちゃんを動かしながらいきむのを誘導してくれる。めっちゃ痛いけど、お産が進む感じを実感。2回ぐらいやってもらった。

22:30
子宮口全開。急に慌ただしくなる分娩室。
先生や助産師さん複数人が集まってきて、もうすぐ産まれるんだと悟る。

吸引分娩の器具を入れられ、いきみを促される。うまくいかない。
再度吸引。
先生に「いきんで!」と言われる。



デュルン、と赤ちゃんが出てきた感覚。



22時54分、息子誕生。

しっかり泣いてる。よかった!


2,750グラム。
思ってたより小さかった。
(想定体重は3,000グラム以上と言われていた)


23:00〜01:00
産後の処置。陰部の縫合と後産。
30分ぐらいで一旦終わるも痛みが続く。
再度確認してもらうと、膣の内側まで裂けていて縫い直す必要ありとのこと。
下半身麻酔をしてもらい、1時間ぐらいかけて再度縫合。
縫合後は分娩室で朝まで過ごす。

感想

・人生で1番「痛い」を叫んだ

・腹の底から叫んで「うちってこんなにデカい声出るんや」と思った

・人生で1番「ありがとうございます」を言った

・助産師さんはシフトの都合で入れ替わり立ち替わりするので、ちょうどいい感じの補助(いきみのがしとか)をしてくれる助産師さんが交代でいなくなる時には「行かないで!!」と思ったし、口に出して言ってた

・バースプランに「呼吸やいきみがうまくできてる時は褒めてほしい」って書いといたらよかった。しんどい時に褒めてもらえるとモチベーションになる

・産院にテニスボールあっても、使い古されて潰れてたりするので持参すべし

・また出産の機会があるなら無痛分娩にしたい

・産むのもしんどかったけど、産後の処置もしんどかった

・夫に付き添い&立ち会いしてもらって本当によかった。夫のサポートがなかったら陣痛乗り越えられなかったかも。
(夫は血が苦手と言っていたので立ち会いしてもらうか迷ったのですが、あまりない機会なので立ち会ってもらうことにしました)

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