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49.波長と価値観、両方合うのは奇跡だ。

この人、私と合う!ってなる人と出会うのは、年を重ねるごとに難しくなっている気がする。私が相手に求めるもののハードルが高くなっているのか、私の柔軟さが欠けてきているのか、わからないけれど。私の周りにいる親友と呼べる友だちたちはみんな小中学生のときからの友人ばかりだ。

私はもともと友好関係を狭く深く築いていく方が合っていると思っているので、親友と呼べる人を増やしたいとか新たに作りたいと思っているわけではない。ただ、最近仲良くなった人たちの中でもっとお近づきになりたい!と思ってもうまくいかないことや、いまの距離を保つのがちょうどいいかもと思うこともある。

そしてそれは、非日常の中でわかることも多い。旅行その人の本性が出ると言われるがほんとにそうなんだなって思った話。





ちなみに今までで1番しんどかった旅行はこのnoteのときのこと。体調不良もあってトラウマになるほどしんどかった。このときの人とは今も会うことなく過ごしている。




自分を大切にしてくれる人と過ごすことはとても大切だと改めて思えたのは、つい先日の旅行のとき。最近よく毎日を過ごすメンバーでの初めてのお泊まり旅行だった。メンバーのうち2人が誕生日を迎えるということで1日目はディズニーへ行き、2日目はゆっくりする予定だった。ただ私がディズニーを出たあたりから体調が急変して、じんましんが出てしまった。最初は手や腕だけだったのに、ホテルに着く頃には全身に出ていた。特に顔は目も当てられないほど腫れてしまっていた。前後の予定を空けてきちんと休むようにしていたのに、久しぶりのディズニーでハイテンション気味だったからか身体が悲鳴をあげていた。そんな私を気遣ってみんながお風呂に入ったあとすぐプレゼントをくれたりすぐ寝ていいよと場所を予め決めたりしてくれた。私たちの初めてのお泊まりで、みんなそれぞれ本当は夜な夜な話したいことも聞きたいこともたくさんあったと思う。それでも1番に気にしてくれたことが私はとても嬉しかった。相手が私のような状態になっていたとしても、私はきっと彼女たちと同じような行動を取る。だからこそ、このとき私たちは価値観が合うなって思えた。







私は特に1度ダメだ、もう無理だと思うとその思いが覆ることはほとんどなく、それ以降一緒にいるのはずっとしんどい状況になりがちだ。そのせいで連絡を取らなくなってしまった人が何人かいる。さらに本当に申し訳なくて情けない気持ちになるのはこれが私自身の心身の体調が良くないときに起こりがちなこと。どうしても旅行は非日常となり"いつも通り"が崩れる中で相手との間に少しでもすれ違いがあるとその溝に陥りやすい。


合わないと思う人と無理して一緒にいないことが自分にとって大切なこと。人生の中で一緒にいたいと思う人、隣にいてほしい人が変わることはおかしいことではないこと。この旅で学んだことを鵜呑みにしすぎずにこれからも生活していこうと思う。

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