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33.彼らの、18祭

3月31日。何度か関わらせていただいた18祭の放送日だった。前回のボランティア手記はこちらから。私は生憎リアタイできなかったのだけれど、録画でゆっくりみて大号泣した。

今年のアーティストはBUMP OF CHICKENさん。正直私は詳しくなかったのだけれど、(天体観測、車輪の唄、話がしたいよの3曲しか知らなかった)18祭に関わりたいという気持ちが大きくて、裏ボラとして参加。

それにはやっぱり、去年の悔しさが大きいと思う。リモートで、隣には誰もいない。大切な出会いはあったけれど、誰にも当日会えてない。共有したい思いはいくらでもあるのに、何も直接伝えられない。でも私は、その思いをプラスにしたくて。同じ裏ボラの仲間に、"参加者の子たちに嫉妬しないの?"と聞かれたときに考えたけれど、この気持ちは嫉妬ではなくて。むしろ私たち5期生の気持ちも連れて羽ばたいていってほしい、くらいの気持ちだった。


割り当てられた仕事をしつつも、参加者たちを鼓舞できるように、緊張をほぐせるように。参加者同士の交流が生まれるように話しかけていった。本番の会場に向かうときに、裏ボラメンバーでハイタッチの列を作ってみんなに想いを託したのも思い出。仲間と参加する人、1人で参加する人、その想いもさまざま。リハ日の朝は神妙な面持ちだったのに、本番を終えて戻るときには清々しい顔をしていて、その変化を見られて、幸せだった。


3日間、いまの私の100%で頑張れた、そして100%楽しめた。でも憧れの先輩たちの背中はやっぱり遠くて。まだまだ私にできたことあったはず、とふと思ってしまう。来年もっと成長して帰ってきたいと思える場所。

でも言葉にするのが、そしてそれを直接伝えることが苦手な私が、口下手でもちゃんと伝えることができた。とてもよかったと自分でも思うし相手にも伝わってとても嬉しい!私自身も成長できた3日間でした。


ふと、私自身にも気持ちが向く。私もまだ、諦めなくてもいいのかな。私の、私が主役の18祭では口にできなかった私の夢、まだ諦められてない。まだ私も、頑張ってもいい⁇そんな私の頭をよぎる不安を、吹き消すような力強い彼らの"窓の中から"だった。本当に、素敵だった。


ぜひ、観てください。

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