47.失ってから気づくもの
キャンプの予定が入っていない、夏休みだった。去年と比べるとびっくりするほど肌が白い自分を見て今年の自分は何を得たんだろうと虚無感に襲われる。
未だに子どもたちの顔が思い浮かぶ。
みんなで見た星空やみんなで冒険した山や海が脳裏に浮かぶ。
子どもたちに囲まれる自分が好きだった。子どもは苦手だったはずなのに全力になれていた自分がいた。自分じゃない自分になれる場所が好きだった。
なんでこうなっちゃったんだろう。本当に辞めてしまってよかったんだろうか。バイトばかりだったこの夏、私は何を成し得たんだろう。
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