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許そうと思うまでのこと

こんばんは。

ここのところ、許しについて書いてます。

人生を大きく転換してくれた、重大な事だからです。

「今許せない人がいるのです」

という人の助けになれば、と思って書いてます。


まず許そうと思うこと。

しかし、そこに行き着くまでに、かなり時間がかかるのです。

傷ついた直後は、心が痛くて痛くて

泣いて、恨み言言ってるだけで、時間が過ぎてしまう。


許そう、という気になるのは

ある程度、時間が経ち、痛みが通り過ぎてからになる。


わたしは、この事で助言してくれた先輩から

相手のことを、祝福しなさい

と言われてしまったので

まだ傷口がジクジクしてるのに

相手の幸せを、願った。


今だから言えるけど、これは大きな間違いだ。

この段階で、相手のことを祝福してはいけない。

相手の幸せを祈るなんて、もってのほか。


傷口がジクジクしてるうちは

相手を恨んでも、いいのだ。

消えてくれ〜と叫んでもいい。

この段階は、理性的になれない段階。

そういう時は、本能のまま、思うがままに

心の丈を、ぶちまけるのだ。


相手の不幸を願う、なんて気持ちになれるのは

一生のうちに、そう何回もあることではないんだ。

貴重な特権に与ったと思って

思う存分、恨み言を吐き出そう。


その時のあるがままを、言葉に出そう。

言いにくいこと、どう言っていいかわからないこと

感情なんて、そんなもんだけど

誰も聞いてないところで

下手でもいいから、言葉にする。


その時はわからないかもしれないけど

脳みそが自動的に働いてくれて、気がつくと

気持ちが整理されていたりする。

ほんの少し、ジクジクが癒えてきている。


ここまでくると、ふと傷ついた直後の思い出に返って

あの感情を思い出すのが苦しくなってくる。

これをしたく無いなぁ、と思うようになってくる。


こんなことを経て、許す気になれるのです。

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