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楽天証券改悪について

どうもしがないサラリーマンのnaoです。
タイトル通りですが、楽天証券の改悪を受け私個人の対策をここに記します。
あくまでも私個人の私感である点、私個人の要約である点ご留意ください。

改悪の内容

多くの方が記事やYoutube等で解説されていますが、私個人の復習のために簡単にまとめます。楽天証券HPを参照していますが大まかに以下の二つです。
①楽天クレジットカード決済方法のポイント還元方法(投資信託)
②SPUの条件変更
それぞれの内容を見ていきます。

①楽天クレジットカード決済方法のポイント還元方法(投資信託)

下図に記載の通り、上限5万円で投資信託をクレジット決済にしていた際に1%還元(上限500ポイント)されていたのが、ポイント還元方法が3パターンに別れました。
(1)代行手数料が年率0.4%以上の銘柄に対してはクレカ決済で1%還元
(2)楽天キャッシュ決済で0.5%
(3)代行手数料が年率0.4%未満の銘柄に対してはクレカ決済で0.2%還元
※2022年9月買付分より変更

【引用元】https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20220201-02.html

②SPUの条件変更

続いてはSPUの条件変更です。
今までは500円以上のポイント投資で条件達成でしたが、新たに下記2点に条件が変更されました。単純に条件が厳しくなっています。

(1)マネーブリッジ設定かつ当月合計30,000円以上のポイント投資(投資信託)で+0.5倍
 注:それぞれの取引で楽天ポイントを1ポイント以上使うと
     SPU対象(現金との組み合わせ可)
(2)マネーブリッジ設定かつ当月合計30,000円以上のポイント投資(米国株式)で+0.5倍
※2022年4月分より変更

【引用元】https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20220201-02.html


変更前後の比較

上記の条件変更を受け、具体的にどのくらい楽天ポイントの付与額が変化するか見てみます。
多くの方が当てはまると思いますが、仮定として私個人の現在の設定状況を用います。

仮定条件

(1)代行手数料が年率0.4%未満の銘柄を積立
(cf. 私は積立NISA設定投資信託:eMaxis Slim米国株式(S&P500)を33,333円積立しています)
(2)楽天カードクレジット決済で上限5万円使用
(cf. 上記、積立NISA枠の差分16,667円をeMaxis Slim全世界株式で積立すると仮定)
(3) (1), (2)で楽天ポイント500ポイントを使用
※SPU倍率変更による影響は加味しません

前後比較

Before(従来):50,000円×1%×12カ月=6,000ポイント
After(改悪後):50,000円×0.2%×12カ月=1,200ポイント
差分:6,000ー1,200=4,800ポイント

改悪を受けての私の対応

このような改悪を受けて対応策を検討する必要がありますが、ご参考までに私個人の対応策を以下の通り述べます。

(1)積立NISAは楽天証券に放置

まず、積立NISAをそのまま楽天証券で積み立てるか移管するか、の選択になるかと思います。
移管先はSBI証券が最有力候補(移管手数料をキャッシュバックするキャンペーンも実施中)となると思いますが、個人的には移管する際に必要な手間暇に見合わないと考えますので、楽天証券に保留させます。

(2)積立NISA以外の投資信託積立はSBI証券にて実施検討

今までSBI証券の口座を保有していませんでしたが、今回の改悪を受け口座開設の申し込みをしました。SBI証券では三井住友カードでの投資信託積み立てでVポイント(Tポイント・Pontaポイントは貯まらないので注意)が貯まり、その倍率は最大2%です。
尚、最大倍率適用のためには諸条件(ここでは割愛)があり、一般的な年会費のかからない三井住友カードのポイント倍率は0.5%です。
楽天証券0.2%とSBI証券0.5%の差分0.3%のメリットをどう捉えるかですね。

まとめ

つい先日楽天証券は改悪を実施したばかりですが、すぐに次の改悪が来てしまいましたね… 
今までが大盤振る舞いだっただけだと言えばそうなんですが、享受できていたメリットがなくなるのは痛手でしかありません。

私の場合、今後も改悪が続く可能性があるため、今回SBI証券口座開設に踏み切りましたが、現時点では変わらず楽天証券を使い続けるのも一つの選択肢かと思います。
正直、新たに口座開設したり積立設定したりは面倒です。(SBI証券のVポイントと楽天ポイントの両刀は管理も面倒ですし…)
切替にかかる手間暇をどのように考えるかが今回のポイントだと思います。

以上、参考になれば幸いです。
記事の内容に不備等あればご指摘いただけると大変助かります。
それではまた👋



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