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DJ WADA Intuitionシリーズ第2弾「Intuition II」 8/22〜配信開始

配信先はコチラから→

そろそろですよ〜。
なんてここで言ったのは何ヶ月前?
お正月の更新を入れなかったら11ヶ月前だよ。
約・1・年!
告知(めいたこと)してから約・1・年!
…ホントに。出す出す詐欺でしたね。
ごめんなさい。
もう、忘れられていたんじゃないかしら?
忘れてましたよね。

ただ、私も被害者?で、
「ある程度できた」という本人の申告から
音源のラフを貰って用意していた
今回のアートワークは、
実は約2年越しの日の目になるんです。
本人の「今」を切り取った作品なのに
(の割に作り始めてから時間が経ってるが)
私にとっては遡ること2年、、
正直、これを読んでくれている人どころか
私がもう忘れていたよ。。。
(前もこんなこと愚痴った気がする)

いや、でも、その2年の間に
私が渡した画像データから、
彼がまた新たなイメージを湧かせ
それを元に修正を加えていったようなので
(だから遅かったのも、ある。)
早めの作業は、
まるきり無駄ではなかったのかもしれないけど。
まぁ、いいや。
彼の遅筆っぷりは
今に始まったことじゃないしね。
第一、時間感覚がめちゃくちゃな人だし。
時間がかかった分、
彼の想いが丁寧に込められているのです。
ということにしておいてください。

そういうわけで、前作「Intuition I」からは、
1年9ヶ月ぶりの新作になります。
(まぁ、アルバムで考えたら
 そんなに時間は空いてないんだけど
 フルじゃないからな)

さぁ、さて。「Intuition II」。
前作から何が変わったか?と言えば、
もう私はかなり前から、
しかも、ラフから聴いちゃってるし
近くに居すぎてよくわからないので
こういうのは聴いてくれる方が持った印象に
任せるのが第一なんでしょうけども(丸投げ)
強いて私の個人的な感想を言うならば、
前作よりオーガニックになったかな?
という第一印象を受けました。

その感想を本人にぶつけたところ、
どうやら前回はアルバム全体を通して
ひとつのテーマで制作したのに対して、
今回は、全体のイメージとそれにぶら下がる形で
曲ごとにも具体的なイメージがあり
その具体的なイメージが
有機的に聴こえるのでは?と。
イメージメモを渡してくれました。

そのイメージメモが少し面白いので
簡単に一部だけを紹介しますと…

01 aisling
アイルランドの田舎町に住む10歳の少女
02 overlapping space
重なり合う空間
03 the point of timeless
時を超える旅ができる時計
04 velvet space time
時間と空間が混ざり合った空間
05 sky people
UFOから降りてきた奇妙な生き物たち
06 the forest at dusk
夕暮れの森
07 the haven of the lost and found
遺失物の安息所

という感じ。

核になる言葉のみの抜粋なんですが
これらの言葉たちを元にAIで作成した
簡単なお話がある曲もありまして。
(ないものもある)
それをどうにか上手くまとめて
今回のリリースのタイミングで
一緒にご披露したかったのですが
慌ててどうこうできるものでもなく
リリースには間に合わなさそうなので
いつかどこかで何かしらのカタチにできたらな、
なんて思っています。(確約はない)

で。これらの7曲全体を通したテーマというか
アルバム全体のサブタイトルが
このTOPバナーに小さく記載してある
「Beyond the noise is the point
        that transcends time」

(ノイズの向こうは時を超える地点)
になります。

この曲ごとのテーマと
アルバム全体のテーマをご覧いただくと
お気づきの方もいるかと思いますが
まぁ、また「時間」「時」かと。

本人の時間感覚、めちゃくちゃなクセに
なぜか昔からこのモチーフに惹かれるようで。
(だから嫁も映画とか、
 そういう作品ばっかり観せられる)
なんだろね? なんで彼は
そんなに「時」が気になるんだろ?
幼少期の思い出とか、そういうのものかな?
まぁ、その辺りは本人に訊いても
「へへ」と笑うだけで
深く追及しても答えが出なさそうなんで、
とりあえずおいといて。。

そうそう、
先日まで東京都美術館で開催されていた
マティス展に行ったのですが、
マティスも窓とかダンスしてる人とか
何度も同じモチーフを描いてるんですよね。
(行く前にこれ観た→
歴史に名を残す巨匠を例にあげるとか
烏滸がましすぎるんだけど
説明するうえでの便宜上やむなく
ということで大目に見てもらうとして…
うん、それと近い感じなのかな??

なので「時」は、今回のみならず
彼の中に普遍的にあるモチーフだろうし
たぶん、恐らく、
これからも彼は時間をモチーフにした
作品を作るでしょう。
と、すると、今回のこれは、
「現時点」での彼の「時」にまつわる
イメージの断片。

で、烏滸がましいついでに
さらにド厚かましいことを言うんですが
今回はそれぞれの曲に
わりと具体的なイメージがあるという点でも
マティスのフォーヴィスムや
ピカソのキュヴィスムのように
具体的な対象を持つ抽象画に
通づるものがあるんじゃないのかなぁ。
とも思いました。

そしてそれが、作品に生きた血を通わせ
オーガニックに聴こえたのではないかと。

そう捉えると、今回のアルバムジャケも
フォーヴィスム風に見えてくるから
あら不思議。(調子に乗るな)
って、画そのものには
具象モチーフなんてないから
全然違うんだけど。

そんな感じで。私の個人的な誇大な妄想を
つらつらと垂れ流してしまいましたが
今回のIntuition IIは、
言葉少なめなWADAにしては珍しく饒舌な、
ストーリー性を帯びたコンセプチュアルな
アルバムになっているのではないかと思います。

とはいえ、もちろん、彼も私も
想定したイメージを
(私の場合は持ったイメージを)
押し付ける気なんてさらさらなく、
聴き手に渡った時点で
その世界観は聴いてくれる方のものですので
それぞれのストーリーを
思い浮かべてくれれば良いかと思っています。
ここに投稿した内容はちょっとした、
何かのガイドになれば。ということで。

それよりも何よりも、
まだまだ残暑厳しい夏の終わりの
豊かな時間の
はたまた脳内トリップの、
ちょっとしたお供になれば嬉しいです。
ではでは。またいつか。






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