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令和の銀ぶら・・・・・

銀ぶら、って言葉、まだ通じますか?
久しく行かない銀座を、
ちと、歩いてみようかと思いたち、
ある昼下がり、横須賀線で新橋、さらに
黄色い電車の銀座線に乗り換えました。

銀座で降りると、

あれ? 改札を出ても
ハイカラになってわからない

元来、方向おんちです。
以前は愛想の悪い駅員さんに
道を聞くのもビクビクでしたが、
この案内デスクのお姉さんは優しそう

「歌舞伎座の方へ行きたいのですが」

するとお姉さん、

「この道をまっすぐ行って
 B3の出口を上がってください」


ハイ。ありがとうございます。

その道が・・・・地上ではない。

え!! あの、 
私にとって銀ぶらは、
灰色であっても都会の空の下をぶらつくこと、


銀座4丁目から歌舞伎座へ向けての銀ぶら
を決めてやろう
と調子にのって来ましたが

気が小さい私は結局、
逆らう勇気もなくお姉さんの示す指の先を行く


かくして、私の銀ぶらは、こうなりました

天井の上は、どんな銀座があるのだろう

じぶんは今、
銀座の、どの辺りを歩いているのでしょう・・
誰かに聞こうか
そんなこと聞いてどうすんだと思われるだろう。

ふと見ると、あ!

これは、ぎ・ん・ざ?

こんな写真が、点々と、続くのです

いつの銀座かは知りませんが銀座でしょう


なるほど。昔と今のコラボってやつですね、

なんて思って延々歩くと、

お姉さんの言った出口B3に近づく気配。
驚く。


だって、いきなりの、これです

ハイカラの行き着いた先がコレか?

あの、これで完成なのでしょうか

しかし、実にわかりやすい。
年配でもこれなら大丈夫だ。

新橋演舞場とか歌舞伎座には、この名残が
ちょっとホッとする私です。

愛着感
いよいよ、地上に出る


。。。。。

え、地下じゃん


そこは外ではなく歌舞伎座の
お土産屋さんが広がっておりました。

お姉さんの頭は作り物です
皆は、この前に立って撮影するらしい


外貨の両替できまっせ


ようやくここから地上に出ました!
歌舞伎座!・・・と思って撮影したら

不自然な下部カット・・・

何度撮影しても
あらゆる人がお通りになり
これはまずいだろう、というお二人が
腕くんで写真の端っこにおられる。
ゆえに泣く泣く、このようになりました。

この頃には、もう私の体内水分が減り、
頭痛がし、地上写真は諦めました。



しかし、それでもどうしても撮りたかった場所があります。それが、ここです!


note でもお馴染みの シンボルマーク
緑と水とレンガ色、赤い屋根。落ち着く一画

砂漠の中でオアシスを見た思い。
脱水症状の身で、ご挨拶は遠慮しましたが、

そもそも、この日の朝、
ACTYさんの宝石の記事と、
シンボルマークの可愛い看板を見て思いたった銀座ひとり歩き


見つけて満足。目的達成の
うれしい銀座になりました。

10年ほど来なけりゃ、
そらぁ、どこだって変わります。

帰りはスマホのバッテリーが切れ、
電車で本を読みながら1時間。
時おり顔をあげれば、夕暮れの神奈川。
鎌倉に着いた時は、
宵の明星が光っておりました。


ACTYさんのnoteです。
宝石が、生きものみたいに物語を持ち
身につける人と一緒に輝く・・・
控えめなのに、確かな個性を持つ宝石の記事を拝見すると
すうっと神聖な気分になります。
職人田村氏の仕事動画も必見です。


銀ぶらについては、こちらをどうぞ。

ここまでお読み頂きまして、
ありがとうございました。

いただいた、あなたのお気持ちは、さらなる活動へのエネルギーとして大切に活かしていくことをお約束いたします。もしもオススメいただけたら幸いです。