day288 デザインのお仕事について思う日曜日。
今日は日曜日だというのに、わたしは家から一歩も出ることなく1日を過ごした。
というより、日曜だからお休み、みたいな概念がもはや無くなりつつある。
旦那さんは朝早くから遊びに出掛けた。
わたしはひとりで家に居て、読みたい本とやるべき仕事があったのと、近所でマラソン大会があって交通規制が掛かっていたのもあり、寝起きのままの姿で今の今まで過ごしたのだった。そういえば顔すら洗ってなかった気もする(どんだけ)。
午前中はソファで猫と二度寝しつつ読書を。
午後からは、仲間と運営しているプロジェクトのイベント用に、Facebookイベントページ、フライヤー、Instagram投稿用画像などを作成していた。
基本的に朝早く起きることは苦ではないのだけれど、仕事に集中できる時間帯は決まって夕方だ。昼過ぎから、下ごしらえ的に材料集めをしたり、ラフを作ったりして準備運動。
案の定、スイッチが入り始めるのは16時辺りからだ。
プロジェクトへの関わり方は、とても心地よくて楽しい。3人でやっているのだけれど、それぞれの得意分野を活かす形で進められているし、無理なく、互いを尊重し合いながら活動できている。
そんな中で、デザイン面を全面的に任されているという安心感は、とても心強いのだ。
デザインの仕事は大好きだ。HSPの人にとって、ひとりで家にこもってできるデザインの仕事は向いていると言われている。
しかしながら、完全にひとりではできないのだ。何故ならば、クライアントさんと意思疎通を図らなければ、意図に沿ったデザインは創れないから。
そのためには綿密な打ち合わせや、仕事以外の面でもある程度繋がりを持つ必要があるように感じている。
少なくともわたしのクライアントさんは、そうでなければうまくやれないと思っている。
そしてまた、クライアントさんと繋がりを持つことで、相手の考えることや持っている世界観を読み取ることが可能になるのだけれど、これはHSPだからこそできるのだろうと思っている。
ただし違和感を覚えてしまう相手とは、うまく繋がることができないのだ。それはわたしに対する不信感もだし、クライアントさんの、自分自身に対する偽りもあるだろう。
また、うっかり繋がりすぎてしまうと、依存タイプの人からエネルギーを吸い取られるような感覚になってしまったり、やたらと貧乏神みたいなエネルギーで寄ってきて、安くしてやらないとダメそうな雰囲気に呑まれてしまう。
しかしこれらは自分の鏡なので、わたし自身がそうさせていないか、確認すべきポイントだろう。
改めてデザインの仕事は好きだ。
大好きなクライアントさんとする、気持ちの良い仕事が好きなのだ。その人たちと会うことは楽しい(それでも疲れてしまうのは致し方ないこと)。その上で、ひとりデザインに没頭できる時間が、この上なく楽しいのだ。
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