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day04 望む未来をソウゾウする。

岩手に遂に初雪が訪れた。
どんなに夏が暑くても、ちゃんと冬は来て、ちゃんと雪が降る。そしてまた、いずれ春が来る。

なんて季節のめぐりに想いを馳せつつ、今日は編集長として取材の仕事。
岩手は広い。遠野市の山間部はだいぶ雪が降り続いていた。寒い。

現地までの道中は、インタビュアーと一緒に車で移動。もう、かれこれ何年?4年くらいの付き合いになるのか。
彼女とふたり、仕事のことや未来のことについて、行きも帰りも語らった。

彼女との会話はいつもクリエイティブだ。
愚痴を溢すだけの会話とは違って、望む未来が必ず軸にある。
だからこそ不安な気持ちも自然と打ち明けられるし、そのお陰で新たな発見も得られる。


現在のわたしの仕事は、デザイン制作がメイン。でもそろそろ方向転換を図りたい。
もう、自分で制作するのは終わりにしたいと思っていて、デザイナーを育てる方向にシフトしたいのだ。

彼女と話しながら、自分の内にある想いを改めて自覚する。

わたし、モノよりコトを商売にしたい。

デザイナーを育てるのも、コトだけれど
もっと大きなビジョンを観ることができたような気がしている。

デザイン制作ではなくデザイン思考で、クライアントさんの中に埋もれている望みを発掘する。
そしてその望みから、ブランディング、プロデュースをおこなうのだ。

そこに必要なデザイン制作は、育てたデザイナーに任せる。わたしはその監督をする。


この話。
わたしは望む未来を今、ソウゾウしてるんだな、と思った。

想像であり、創造。
イマジネーションからの、クリエーション。どおりで、彼女との会話がクリエイティブな訳だ。


ここでうっかり『わたしにできっこない』なんて考えてはならない。わたしはもう、望む未来への種まきを完了したのだから。
そしてこの場でそれを宣言しているのだから。

そうだったらいいな、ではない。
そうならざるを得ない、のだ。

未来への種まきの次は、水やり。
そして陽の光を浴びることだ。


叶うって漢字は、口に十。
十回口に出せば叶うってヤツ。
陽の光を浴びるって、まさにそのことだ。


観測者が多いほど現実化が早いのが、量子力学的考え。だからたくさんの人に願いを話そう、いや、願いを放とう。

あとは、いい気分でいることくらいだ。

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