day86 できる、を増やしていくこと。

今日は月曜、午後から太極拳クラスの日だった。11月から、ほぼ毎週通い始め、１月は月の前半が休みだったけれど、約３か月ほどレッスンを受けたことになる。

最初の頃は、何をしているのかさえちんぷんかんぷんな状態だったのが、太極拳の動画なども観るようになって、何となく少しずつ、前半部分は雰囲気を掴めるようになった。

今日もいつもどおり、前半部分からみんなでやってみる。毎度つまずくポイントも、今日は意識してやってみる。

そういえば今日は、いつも先生に細かく指導されている、両脇の二人がお休みだった。そのおかげで、わたしに指導の目が向けられたのもあり、手の形や足の出し方など、いつもより丁寧に教われた気がする。

途中、音楽に合わせて前半部分を通しでやってみる。毎回途中でワタワタオロオロしながらやっていたのだけれど、今日はどうにかカタチになっていた。

すると、後ろから見てくれていたクラスの先輩が『ちゃんと出来てたじゃない！』と褒めてくださったのだ。

もちろん、本当にちゃんと出来てはいなかったと思うけれど、そんなふうに褒めてもらえるとは思っていなかったから、嬉しかった。
というより、気にかけてもらえていたことが嬉しい。

できないこと、やったことのないことでも、やってみれば時間は掛かってもいつかはできるようになる。

どんなことでも、やる前から難しいと決めつけないで、真似ごとでもいいからやってみるのだ。身体を動かし、頭を動かしているうちに、いつの間にかできるようになっていく。

あとは、わたし覚えられなくてー、なんて言わなくていい。絶対覚えて気持ち良く演武する！ということを念頭に置いた上で、楽しみながら繰り返すのみだ。

これは太極拳に限らず、すべてのものごとに言えることだと思っている。難しそうに見えても、やっていくうちに慣れていく。だからやっていくより他に方法はない。
無論、人とのコミュニケーションについても同じことが言えるだろう。

左利きは特に、覚えるまでは時間を要するけれど、覚えてからの伸びは凄まじいのだ。ここから更に動きに磨きをかけていこう。

なんて偉そうに言えないくらい、後半はボロボロなので、まずは前半部分をマスターして後半もきちんと覚えようと誓う。

太極拳をマスターして何になるのか？わたしにとっては体幹トレーニングであり、所作のトレーニングだ。そしてひとつひとつの動作の意味を感じることで、感覚が開かれると思っている。
まぁ、でもいちばんの目的は、運動不足解消と曜日感覚のクセ付けだったりもするのだけれど。

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