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note公式「今日の注目記事」& おすすめになった記事まとめ

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思案✏︎ │ Naomi_Nに掲載している記事のなかで 「今日の注目記事」に選ばれたものや、note公式が運営する「美術展」「写真作品」など 特定テーマの公式マガジンに選ばれた記事… もっと読む
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記事一覧

ほぼ日「生活のたのしみ展」を 仕事しながら たのしんできた!

大型連休、いかがお過ごしでしょうか。 今年は本当に、待ちに待ったお出かけ!旅行!!!と、存分に満喫してらっしゃる方が多いことと思います。 都内は、ここ3日間、初夏のようなお天気に恵まれて、絶好のお出かけ日和でした。 そんな中、わたしは、先週28日(金)から今日5月5日(金)まで、西新宿でお仕事をしておりました。 ほぼ日の「生活のたのしみ展」に、スタッフとして参加させていただいてたのです!!! 「生活のたのしみ展」とは? ほぼ日が開催する、年に一度のお買い物フェス✨ 衣食住

都内から ARTISTS' FAIR KYOTO 2023 を観に行ってきた話

3泊4日の日程で、お仕事と取材をかね、奈良と京都へ出かけてきました。 念願の!ARTISTS' FAIR KYOTOに伺ってきたのですー!!! サテライト会場での展示やイベントなど、2日半にわたってあれこれ本当に楽しかったです。もうすでに、来年も現地へ行きたい、と思っています。 ということで今日は、メイン会場3箇所の展示をご紹介します。 サテライト会場での展示や、参加したイベントについてはまた別の記事でご紹介するので、お楽しみに。 ちなみに・・奈良を訪れたのは、202

コミケに初参加したら ユニークすぎるZINEと作り手に出会えて楽しかった話

「今度のコミケ、一緒に行きませんか?」 そんなLINEをもらい、8月13日、人生で初めてコミケに行ってきました。 ビックサイトで夏と冬に開催されている、あのコミケです。 なんと、今回で、記念すべき100回目!!! コミックマーケット コミケット  コミケ。 皆さまご存知ですか。そして、参加したことってありますか。 もしかして、コアなアニメファンやゲームファンとコスプレイヤーと、同人誌で二次創作の世界を楽しんでいる人しかいない空間、我々とはちょっと遠い存在・・・・とお思

存続危機のヴァンジ彫刻庭園美術館に思うこと ─ミュージアムを"続ける"難しさ─

わたしの故郷・静岡県には、素敵なミュージアムがいくつもあります。 ドライブ好きだったアラサーの両親は、週末の度に幼かったわたしを、美術館や博物館、歴史資料館、遺跡もあるような広い公園、動物園や水族館、海に山にキャンプに、と、県内くまなく、また、箱根など近隣県へも足を伸ばし、ありとあらゆる場所へ連れて行ってくれました。 おそらく意図せずして、ですが、おかげでミュージアムという空間・場と富士山と動植物が大好きな大人に育ちました。 そんなわたしが、進学のために静岡を離れた200

彫刻家・瀬戸優さん 個展『CIRCULATION』at Bunkamura Gallery

それはもう、圧巻、の一言でした。 野生動物の生き様が、自然の摂理が、ありありとそこに存在していました。 彫刻家・瀬戸優さんの、過去最大規模の個展が、東京・渋谷のBunkamura Galleryで、2022年12月2日(金)から開催されています。 観に行って数日経った今でも、ちょっとまだちゃんと消化しきれてなくて、言葉にうまくまとめられそうにもないのですが、一人でも多くの方に知っていただけたら、と思い、今日は書きます。 数か月前から、日々少しずつ姿を現していく動物たちの

この1年で出会って最も好きになった作家・有元利夫さんのこと

あの日あの時、あの展覧会に行かなかったら出会っていない、作品や作家。 きっと皆さまにもいらっしゃることでしょう。 わたしも、数多くの展覧会やミュージアム、ギャラリーに足を運んだり、SNSを介したり、ありがたいことにお仕事のご相談がきっかけとなって、偶然出会えた作品や作家の方が本当に多いです。 中でも、この1年で最も大好きになったのが、画家・有元利夫さんです。 有元さんの作品との出会いは、本当に本当に、偶然でした。 ほんの1年前は、名前も知らなかった。でも今では大好きな作

社会人芸大生が勉強の合間に買って読んだアート関連書籍・2022.4~6月編

皆さま、本、読んでますか? ついに3年目をむかえたこのシリーズ。2022年は四半期ごとに更新中です。 相変わらず活字にまみれているわたしが、勉強と趣味もかねて手に取ったアート関連本(それ以外もいろいろ)を紹介&勝手におすすめします。 なんか面白そう!と思えるような本と出会うきっかけになったら嬉しいです。 ちなみに2021年編はこちら。 2020年編はこちらです。今から読んでも面白い本ばかりかと。 マガジンもありますよ。 行きたかった本屋さんの記憶と『センス・オブ・

展覧会がもっと面白くなるかも?な ちょっとしたコツ 現地編

美術館・博物館で、ギャラリーに出かけて、みんな何を思って鑑賞してるんだろう、どんな風に過ごしてるんだろう、いつも決まってしていることってあるのかな? ふと思ったそんな疑問から、気づけば月20件前後・年間200件ほど美術館・博物館やギャラリーに足を運ぶほど展覧会好きなわたしが、一体 何をどうして過ごしているのか、を、大変僭越ながらご紹介しつつ、展覧会がより面白くなるかも?な ちょっとしたコツを探ってみたシリーズ。 前回の準備編は、こんな話についてまとめました。 ・行くかどう

観てきた!25年ぶり!の静岡県立美術館・ロダン館 part1

前回 4月25日に公開したこちらの記事。 おかげさまで、note公式のマガジンアカウントさまの『GWに行きたい!おでかけスポット 記事まとめ』と『特集「みんな、休日なにしてる?」ピックアップ記事まとめ』の2つ(!!!)に掲載いただきました✨ ということで、今回はその続き。 静岡県立美術館が世界に誇るコレクション「ロダン館」についてご紹介させてください!!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そもそも「ロダン館」って?静岡県立美術館が1986年に開館してから8年後

観てきた!25年ぶり!の静岡県立美術館で「大展示室展」

2022年4月、長期休館を経てリニューアルオープンした静岡県立美術館。 いま、まさにオープンしたてほやほやだからこそ実現した、ちょっと変わった展覧会が話題になっています。ご存知でしょうか。 タイトルは そのものずばり、大展示室展 です。 わたし、どーしても観たくて、つい先日、東京から足を伸ばして行ってまいりました!!! ということで今回は、「大展示室展」と、個人的にも思い入れと思い出が深い、静岡県立美術館の魅力をご紹介させてください! ・・・・・・・・・・・・・・・・

小さな子どもと 都内の展覧会やミュージアムを楽しむ ちょっとしたコツ

連載① 子連れ美術館「狙い目の時期や時間帯は?」楽しみ方のコツ【専門家に聞く】 連載② 「突然グズったら」「走り出したら」美術館めぐり 子連れでも安心して回れる方法 美術館へ赤ちゃんを連れて出かけた、という方が、新聞の投書欄に寄せた記事を読んだことがありました。 後日、それを読んだ読者からの投書を紹介した記事が掲載され、再び読んで考えたことが、このnoteを書こうと思ったきっかけです。 わたしは、できれば保護者の方々には ご自身のリフレッシュも兼ね、幼児や赤ちゃんと一緒

祝150周年✨日本&東洋美術のワンダーランド・東京国立博物館の楽しみ方 part2

東京・上野公園。ここにどどどーんとあるのが、東京国立博物館、通称・トーハクです。 明治から数多の特別展が行われてきた、泣く子も黙る日本&東洋の美の殿堂、なんと2022年で開館150周年✨です。 わたしはトーハクが好きで(年パス、持ってます)、まぁまぁのペースで足を運んでいます。大学に編入して以降は おそらく平均して1〜2ヶ月に1回は訪れているかなぁ。 なので、膨大な所蔵品をもつトーハクのありあまる魅力について勝手にご紹介するシリーズを始めまして、今回がpart2です。

"唯一無二の額"額司 游游雅 宮井譲さんのこと

わたしは美術館・博物館や、ギャラリーへ展示を観に行くと、作品そのものと同じくらい、額装や表装の細部まで気になって、じっくり鑑賞してしまうタイプです。 作品の写真撮影がOKな場合は、それらを主にして撮ることもよくあります。(えぇぇ?この人なんでそんな横から撮る?・・・え、額縁?と思われていることもしばしばでしょうw) 平面作品の展示に欠かせないパートナー、かつ、作品をうっかり残念にしてしまうのも、格段に魅力的にしてくれるのも、額装や表装次第といっても大袈裟ではないはず。

2022年終了が惜しい LIXIL出版の書籍たち

本が売れなくなった。そう言われて久しいですね。 でも、紙の本が好きで、本屋さんパトロールが好きで、積ん読も肯定派なわたし個人の感覚では、この10年くらいでしょうか、ますますニッチでピンポイントだったり、所有することが嬉しくなるような装幀だったり、見た目も中身も唯一無二な本に出会うことが増えてきたなぁと思っています。 そんな訳で今回は、まだ出会ってないだけで、絶対に好きな方がきっといらっしゃるはず。そんな方々のきっかけになれば、と思って書きます。 わたしが本当に偶然出会って、