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2023年の見送り

2023年2月にコナスを見送り
4月にヘチマを見送り
そして7月にあずきを見送り
10年ほど前は8ニャンだったのが
今は2ニャンになりました。

年齢が近い子ばかりだから
仕方がないと言えば仕方がないけれど
今年は立て続けで。

なぜ?というより
何かのメッセージなのかしら。
私の人生、何かが変わるのかしら。
猫たちは私に何かを伝えているのかしら。

そんな気持ちにすらなってしまいます。

6ニャンを見送りました。
別れるのがつらく
とにかく生きていてほしくて
自分のそばにいてほしくて
何度も何度も病院へ連れて行き
たくさんの注射をしてもらい
薬を飲ませ、強制的にご飯やお水を与え
下のお世話をし
たとえ1日でも長く生きてほしいと
それはそれは
必死に命をつなぐ努力をしました。

そうすることが当たり前だと
思っていました。
飼い主の責任、とも。

・・・あの子たちは
それで幸せだったのだろうか。

コナスのリンパ腫が見つかったとき
今までの猫たちのことを思い出して
「もう二度とあんな事はしたくない」と
いう気持ちが真っ先に心に浮かびました。

抗がん剤治療をしても効果が出なかった、と
わかったとき

治療は最小限にとどめて
安らかに眠れる日を待とう。
すべてを、コナスに任せ、見守る。
そう決めました。

コナスは安らかに旅立ちましたが
でも私の気持ちは複雑で
心には深い傷が残り
その傷は開いたままになっています。

そして
5月を最後に
週1回の皮下点滴をやめることにした玉ちゃん。

毎週毎週、点滴の用意をするたびに隠れて
私に捕まり保定され針を刺され
点滴をしている間中
震えている玉ちゃんに
「ごめんね」と謝り続けていた私。

水分でたぷたぷに浮腫んだ体になって
疲れて眠る玉ちゃん。

コナスには無理をさせずに見守ってきたのに
私はいったい何をしているんだろう?

体の状態を良くするため?
点滴やめたら玉ちゃんはどうなるん?

玉ちゃんは、いま幸せなん?
絶対、点滴せなあかんのかな?

ほんとうに、色々な思いが渦巻いて
何が正しいのかどれがいいことなのかわからないまま

「玉ちゃん、もう点滴やめよ。
怖いもんね。いやだよね。
のんびり、過ごそ。たくさん遊ぼう。
たくさん抱っこするよ。」
そう伝えて抱きしめると
彼はのどをコロコロと鳴らしていました。

点滴をやめて2ヶ月。
次回のnoteに。