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自信を持つということ。

明日にはいよいよ2020シーズンのJリーグが開幕。

今シーズンの北海道コンサドーレ札幌の選手たちが頼もしい。
今シーズンの目標はとうとう「クラブ初タイトルを獲りたい」という言葉をきけるようになった。

数年前、まだJ2リーグにいた頃の選手たちの目標は「昇格」だった。
J1リーグに昇格してからの目標は「残留」という言葉をよく聞いた。

今までのコンサドーレの歴史をよくわかっているサポーターたちも「残留したい」と口々に言っていた。
負けが続くと不安にもなった。

私もそのひとり。
私がコンサドーレを応援し始めたのは2012シーズン。忘れもしないJ2最速降格記録を作ってしまった年である。
そしてその記録は未だに更新されぬまま。
リーグ戦34試合中4勝しかできなかったのだから更新されるのが難しい記録だということもよくわかっている。
そんな歴史を知っている人たちが不安になるのも無理はない。

それでも徐々に歴史が変わっていく。

2017シーズン

5年ぶり5回目のJ1リーグでの戦い。
四方田監督と選手たちが物凄く頑張ってくれて、2001年以来の16年ぶりとなるJ1残留を決めた。
記者や解説者など色々な人の降格予想チームに入っていたのに12勝7分15敗11位
多くのサポーターが2018シーズンも四方田監督とともに頑張ろうと思っていたであろう時、最終節の前に驚きのニュースが飛び込んできた。
広島と浦和で指揮していたあのミハイロ・ペトロヴィッチ監督が来季の監督になって、四方田監督がヘッドコーチに就任するというニュース
実際に四方田監督は最終節の朝まで悩み抜いてヘッドコーチ就任の道を選択してくださった。ありがたい。。本当にありがたすぎる選択。

2018シーズン

J2優勝とJ1残留に大きく貢献してくれた何名かの選手たちと別れを告げ、超攻撃的サッカーの戦術へと改革が始まった。
最初は思うように結果が出なかったが、シーズン途中に7勝4分けのクラブ最長記録となる11試合負け無しが続いたり、最終節には勝利すれば2位となる可能性まで残し、札幌ドームに34,250人も集まった。結局試合は後半に同点に追いつかれ引き分け。
ACL出場権は獲得できなかったが、クラブ史上J1最高成績の15勝10分9敗4位。
この年のJリーグアウォーズで、チャナティップ選手はベストイレブンに選出され優秀選手賞を受賞。ペトロヴィッチ監督はJ1優秀監督賞を受賞した。

2019シーズン

ペトロヴィッチ監督就任2年目。
この年の3月、鈴木武蔵選手がクラブ史上20年ぶりに日本代表に選出された。これを皮切りに菅選手、進藤選手、シーズン終了後には特別指定選手の田中選手も日本代表に選出されるようになった。他に韓国代表にはク・ソンユン選手、タイ代表にはチャナティップ選手が選出され、北海道コンサドーレ札幌は日本、韓国、タイの現役代表選手を擁するチームとなった。
10月には初のルヴァンカップ決勝戦に進出。結果は準優勝に終わったが、シーズン成績は13勝7分14敗10位。
シーズン終了後に開催されたEAFF E-1サッカー選手権2019では、日本代表に鈴木選手、菅選手、特別指定選手の田中選手が選出。鈴木選手は中国戦、菅選手は香港戦で代表初ゴールを記録した。

2020シーズン

2019シーズンにコンサドーレで戦った選手全員と契約更新したコンサドーレ。
2019シーズンの最終節でペトロヴィッチ監督は「来季は大きな衝撃を与えたい」とお話ししてくれた。
ペトロヴィッチ監督と四方田ヘッドコーチ体制になってから、どんどん力をつけて自信を持ち頼もしくなっていくコンサドーレの選手たちからは「クラブ初タイトル」という目標が聞けた。
ペトロヴィッチ監督に褒められたくて頑張っている選手もいるそうで、褒めて伸ばすことの大切さを物凄く感じる。褒めて伸びることで結果的に自信をもつことに繋がるんだもんなぁ。
キャンプ中では上位進出のため失点を減らす新しい戦術「ハイプレス」に取り組み始めた。
もしかしたらまた最初はうまくいかない時期が続くかもしれない。
それでもサポーターたちが出来ることは監督や選手を信じて全力で応援することだけ。少しでも声援を力に変えて戦ってもらいたい。
最後は笑顔になれるような結果を迎えるために応援頑張りましょう。
どんな新しい景色を見られるのか、2020シーズンも楽しみで仕方がない。

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