たまごの行き先

これからはやっぱり、人と人が近いのが強いのではないかなぁ。というのは売る買うの話。  
私のお気に入りの場所のひとつ、Kurkku fields で働く友達からSOSがあった。コロナの影響で客足も減り売れず、でも鶏は毎日卵を400個産む。どうしたものか売り先を困っていると。ということで卵を一緒に買いませんかと声をかけたらば(なぜならとてもおいしい卵!)たくさん集まり400個ほどは仲間内で売れました。協力してくれたみんなありがとうございました。(農場もぜひ遊びにきてね)
こちらの鶏は平飼いでのびのび育っているのでクチバシで相手を攻撃するストレスもなく、クチバシ先端を切除(デビーク)しないから、餌もよく噛んで健康な腸の持ち主。それは卵のおいしさにもちろん影響あるわけで。鶏はストレスを感じる環境にいると、平気で可愛そうなほどに相手を攻撃してしまうというのを別の養鶏家さんからも聞いたことがある。 
安い卵はなぜ安い?高い卵はなぜ高い?
食べ物だけではなくて、日々慌ただしく流れる中で、見えていないことは意外にも多い。

まだまだコロナの影響は各所あり辛い時期を過ごされている同業者の方も多いと思います。イベントやケータリングの方は特に。私も同じく。
でもピンチもチャンス。何か世の中の大きな変化が起こる前触れなのかもと思っている。色々な当たり前を見直すきっかけでもあるのかもしれません。当たり前のこのフードシステムを。
誰から何を買うか、誰に何を売るか、正当な価格とは。物の流れを考えるきっかけに。

oisixや耕すのお野菜などとセットで卵もオンライン販売するそうですヨ。

できることから一歩ずつ。

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