腎機能の過大評価による腎排泄薬剤の副作用出現リスクを鑑みトレーシングレポート活用して減量提案
久しぶりの投稿です~
毎週末には投稿していたのだけど・・・
2週お休みしてしまって~
今週末もまだお休みする予定だったのだけど・・・
糖尿病協会のオンデマンド配信があるからなんですけど。
でもね!
月刊薬事の「腎臓病薬物療法コンサルテーション」を読んでいたら~
なんか急に書きたい衝動にかられまして・・・
と言いながら、実は個人的に今ちょっと大変な状況に陥っておりまして・・・
なので書きたい気持ちになかなかなれなかったんですよね。
って、どうでもええ話ですよね。だけどなんかスイッチはいっちゃた!
我ながら、腎臓愛にあふれている・・・
今回の症例は、以前も投稿してる続きなんですよね。実は・・・
同じような内容になってしまうのだけど、3度目?4度目?かな・・・
やっと減量されたんですよね。
あっ!!
情報提供の目標は、減量や減薬というわけでは無いと考えております。
あくまでも、情報提供の目的は、薬剤師の立場としての意見を伝え、それを加味したうえで医師に判断して頂くための一つの材料として差し出し、医師にその薬の投与量について改めて考えて頂く機会を作る事なのかなぁ~と。
ちょっと偉そうですみません。
だけど~
その薬剤が、腎排泄なのか肝代謝なのかなんて詳細について知っているのはわれわれ薬剤師なわけです。肝代謝であっても代謝物に活性がある場合は、腎機能低下だと副作用出現リスクは高くなるわけですし・・・
腎機能低下が進行すると、尿毒症物質がトランスポーターなどを阻害して、肝代謝薬物であっても(代謝物の活性は無い)副作用出現リスクが高くなる可能性があるという事を、絶えず考えておかないといけない。
あとは、高齢者のフレイルですよね・・・
高齢者でフレイルが進行していると、ホントに腎機能評価は難しい。
クレアチニン値は筋肉量で変動するわけですから、臥床患者さんだと正しく腎機能を評価するってほんとに難しい・・・
臥床でなくても、車椅子や歩行器を使用されているとか・・・
麻痺のある患者さんであったり・・・・
できたら、シスタチンCを調べてもらえたらと思うけれど、現実はまだまだ難しいですし、シスタチンCも薬によって変動してしまいますし。
ってなると~
変化をとらえていくって事が重要なのかなぁ~って個人的には思っております。その変化は、クレアチニン値やeGFRだけでなく、生活活動の状態が良くなっているのか悪くなっているのかも重要なわけです。
生活の活動状況が悪化しているとしたら・・・・
筋肉量は低下しているわけですから、そんな時にクレアチニン値が低下してても、それは腎機能が改善したのではないと考えるって事。
個人的には、CPKも合わせてチェックしたりしております。
明らかに、筋肉活動が減っているときはCPK低下しているはずなので~
目安になりますっていうか、目安にしております。
あとは~
あっ!!
前置きなが~いですよね。そろそろ本題に・・・
今回の症例の患者さんは、歩行器で歩いて来局されていたのが、車椅子の頻度が増えていった事が重要なポイントになったんですよね。
ここから先は、有料にしちゃいますね。
処方内容や病歴、検査データ(参考値)も記しちゃうので・・・
ごめんなさい。
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