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ユニクロは三方良しなんかではない。

 ユニクロが新たな燃料を投下した。ウイグル問題へのコミットメントがはっきりせず曖昧なままになっていたが、加えてロシアでの50店舗について販売業務継続をするらしい。ソースを確定していないので、あくまで過程の話にはなるけど、ファーストリテイリングなのでまぁほぼ確定でしょう。 ZARAやH & Mは業務停止。

 柳井氏の言い分はブルームバーグより引用『服とは生活必需品である。ロシアに住む人々には我々と同じ着る権利がある。』とのこと。ウクライナ人やウイグル人にも同じことを言ってあげてほしい。ウクライナに対して、そして新疆地区に住む人々に対して慈悲の心があるのなら、ユニクロ製品をキャンセリングしてはいかがだろうか。ファーストリテイリングは今後も同じ舵取りをしていくであろうことは明白である。確かに難民に対する10億円規模の寄付に関しては一定の評価に値するものの、そもそも難民がなぜ難民にならなければならなかったかを考えれば有り得ない決断である。

 彼の様な経営者がドラッガーを崇拝し、三方良しを標榜しているとは片腹痛い。近江商人が聞いたら北前船が琵琶湖でダンシングするレベルである。こんな企業をあくせく持ち上げて汁を啜るインフルエンサーは知ってか知らずか、、その服は真っ赤だ。白Tだろうが白シャツだろうがデニムだろうが、ウイグル人の血の赤だ、そして赤組の赤でもある。それを今度はウクライナ人の血で染めることになると書き残しておきたい。




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