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『まるで宇宙空間に浮かぶお茶室♫お茶の世界は自由です!』




まるで!
宇宙空間に浮かんでいるような感覚になる
このお茶室!!

にじり口からの景色は
スペースシャトルの中にしつらえられたお茶室に
入って行くような
ドキドキ感があります(o^^o)

実は!
光り輝く斬新な、このお茶室。
京都の伝統的な素材で作られているんです。

何だと思いますか?

畳は、
その素材の雰囲気に合わせ染められています。

そして!
この畳が普通の一畳の大きさでないのには
大きな理由があるのです。

このお茶室には、
現代の規格品のフレームが
その骨組みに用いられています。

つまり!!

その骨格を解体して
再度、組み上げることが可能で、
『組み立て茶室』としての流動的な機能まで
持ち合わせているのです。

なんと!
画期的なお茶室ではありませんか!!

ビックリするような、このお茶室ですが、
名前は『織庵』。

この名前を聞いたら…
使われている素材が分かったかと思います。

そうです。
京都は西陣の伝統的な織物
『紗』の生地で出来ているのです!!

『紗』とは夏に着る着物の生地で、
独特の織り方によって透け感を出し、
実際に着ていても涼しくて着心地の良いものです。

その透け感が
ライトによって、
とても良い感じに生かされています。


正式なタイトルは
『 Texture from Textile Vol.3  織庵 』。

GUCCIのバンブーバッグでも
西陣織とのコラボをしている
1688年創業、西陣織「細尾」/ HOSOOが
手がけた茶室です。

西陣織を世界に広め、
DIORやCHANELなど
一流ブランドの世界の店舗で、
その内装に西陣の生地が使われている
西陣織「細尾」/ HOSOO。

『茶美会』を主催する伊住禮次朗さんの
協力を得て設計されました。

使われている織物は
オランダのテキスタイルデザイナーである
メイ・エンゲルギールさんと
HOSOOの協業によって作り上げられたそうです。

予約をすれば、
『織庵』の中でお茶を頂けると言うことで!
烏丸にあるHOSOO GALLARYに
お友達と行って来ました。

塩芳軒のお菓子と
朝日焼、松林豊斎藤さんのお抹茶碗での一服。

織物で囲われた空間が
茶室へと進化する様を目の当たりにして
大興奮してしまいましたっ!!

水屋と茶室を繋ぐ動線も
ワクワク感で溢れています。

2023年10月15日まで、
見学だけなら無料だと言うことなので、
是非是非、この機会に素晴らしいお茶室を
体感してみて下さい♫



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