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【インド映画】「サラール」

「サラール」SALAAR テルグ語 174分(2023年)

「チャーリー」を観た次の日も雨続きだったが、インド映画は1〜2週間で終わることが多いので、がんばってMOVIX京都に日参した。

 「バーフバリ」プラバースさん、お久しぶり! 今回は血まみれでなかなか凄惨な主人公だ。部族間の争いでカンサールを去ったデーヴァ=プラバースが、「名前を呼べば、必ず駆けつける」という誓いをたてた友のために、故郷に戻る。そのデーヴァがひとり、めちゃんこ強い!
 閉鎖的都市国家カンサールは「K.G.F」みたいね、と思ったら監督が同じだった! 
 そして……、最後、おいおい続くんかい?! 聞いてないぞ〜 日本の予告では続編があるような気配はなかったが、完全に話は途中だ。半ばから過去編のストーリーになったら、都市創世からの昔話になって、主人公の出生は実は……というところで終わっているのだ。
パンフレットにも原題表記がないが、現地のポスターのページがあって、そこには「PART1 CEASEFIRE」(停戦)と書かれている。
また、パンフに解説を寄稿している天竺奇譚さんの文章の初っぱなに「本作はプラシャント・ニール監督の新作でシリーズ化を期待される作品である」と書かれている。……う〜ん、ちょっとビミョ〜 現地でもまだPART2は姿形もないのね。ラルフ・バクシの「指輪物語」のように、続編が永遠に創られないという可能性もないわけでないかもしれない。まあ、プラバースさんだから大丈夫かな。でも、やっぱり、これだけ話の途中で終わっているので、PART1だと書いておいて欲しかったなぁ。

パンフレット

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