夢は薬、諦めは毒
先日旅立たれた佐伯チズさんの著書「夢は薬、諦めは毒」を読みました。
チズさんの言いたい事すっごく良く分かる。
それはスピリチャルな様でスピリチャルじゃなくて。
四季を感じる事、食生活から正していくこと、
もっともで理にかなっていると思いました。
女性の綺麗は見た目だけじゃなくてその所作も重要。
お辞儀の仕方、挨拶の大切さ。
ちょっとだらけた生活を送ると顔にだらしなさが出てるんじゃないかってふと不安になる事があったけど、誰に対しても誇れる生活をしている人は顔つきが違うって思っていた私の考えは間違ってなかったんだって思えた一冊。
あまり書くとネタバレになってしまうので細かくは書きませんが、
私の両親はそんな規則正しくお手本の様な生活をしてる人達。
反発して普通でありたいと、コンビニに行ってみたり、
ポテチを食べてみたり。ポテチはただ好きだから食べるのだけど、
小さい頃3時のおやつは母親の手作りで、スナック菓子は旅行の時しか食べさせてもらえなかった。その反動で、今は大のスナック好きだけど、そろそろ、そんな偏った食生活を改めなければと思いました。
両親が四季を感じる食が好きなので、母親がご飯を作ってくれる日は、とても栄養価満点な食事なのだけど・・・。
春は筍ご飯、筍の煮もの、ふきやたらの芽の天麩羅、菜の花のお浸し、秋にはまつたけご飯などなど、文句を言いながらも父親のリクエストにどこまでも答える母。
話が逸れちゃったけど、
チズさんの凄いところはその行動力。
私もヘップバーンと美智子様が好きで憧れていたけど、
チズさんの様にそこから真似てみたりする様な事は無かった。
私にもっと行動力があったら、もっと違った人生だったのかななんて思ったりもするのだけど、
何歳からでも夢は見れるものと教えて頂き、また書きかけの小説を書いてみようという気になりました。
大学時代にティシュ配りや試飲・試食のキャンペーンのアルバイトをしていた。
私はティシュは道行く人の正面から渡し、試飲・試食のキャンペーンでは店の隅から隅まで移動してお客様に声を掛けた。
そうしたら、売れ残るはずのキャンペーン商品もティシュも全部売れたり配れたりして、重宝された事を思い出しました。
私のちいさなちいさなお手柄。
今の仕事で創意工夫するって事務的なお仕事だからなかなか思い付かないけど、チズさんの本を読んでいたら自分が仕事を作業として捉えている事に気付かされました。そして、今の契約が切れたら、美容のお仕事も素敵かもなんて思い始めていますが、なかなか・・・。
一回り二回り年上の人達は私にあと20年働けるんだからちゃんと正社員として仕事した方がいいよってみんな言うけど、フルタイム勤務に耐えられるだけの心の強さが復活してくれたらいいな。。。
同じ年の友達は雇われの仕事には限界があるからフリーランスとして副業を持った方がいいというけど。
私は今の週3日のペースで働きながら小説やブログを書いてたい。
小説家になりたい。
書く事で収入を得られる様になりたい。
チズさんに感化されて夢を宣言してみました。
この本には美容法やチズさんお勧めのお取り寄せグルメも乗っていて、本当に重宝する一冊。
肌の調子は全てを物語っているというチズさんの考え。
その人の顔を見ただけで、調子が悪い所や生理かどうかまで分かっちゃうなんて、神がかっているとしか言いようがないけど、私達も道行く人の格好からどんな人か想像するので、その域が仕事の経験でそこまで到達したのかなって思いました。なんにせよ凄いとしか言いようがないのだけど。
確かに、化粧を落とし忘れたまま寝ちゃうと必ずといっていいほど、次の日に吹き出物が出来る。そんな日は超クレンジング力の強い洗顔でスペシャルケアをすると1日で吹き出物はなくなるんだけど、手の先からかかと爪先までお手入れを怠らない様にせねば!
他にも影響を受けた言葉は沢山あるのだけど、ネタバレになっちゃうのでこのへんでやめときます。
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