人とお酒が苦手な私

どう頑張っても疲れちゃう人付き合い。

どう頑張っても好きになれないお酒。

「人付き合い」は、物心ついたときからの小心者で人見知りで冷めやすい性格が付きまとう(最悪の性格^^;)。でも、楽しいことや賑やかなことは好きだから、率先して人の輪の中にいようと頑張ったけど空回って気づけば一人。思春期になるとそんな空回り人間も空気が読めるようになり、「おや?もしやまた一人?寂しい子と思われないようにしなきゃ。」と余裕の表情で強がっていた結果、集団での自分の居場所作りがことごとく失敗。今でもどう振舞えばいいか分からない。

「お酒」は、若い頃にビール、サワー、カクテル、日本酒、ワインと色々と頑張ってみたよ。でもさ、体質的にも合わないようで、飲めば必ず動悸と寒気と頭痛で、毎度不快感が残り気分が悪い。小心者だから吐くに吐けず余計に気分が悪くなる。いつしか自発的にお酒を遠ざけるようになった。

とくに飲み会や食事会になると、苦手の両王様がグイグイ顔を出す。

集まりの場に行けばウーロン茶かコーラでスタート。周りから「え?飲めないの?」「すごい飲めそうなのに」「飲めば強くなるよ」とのお言葉をもらうたびに、何だろうすごく下に見られている様な気がして、お酒=胸くそ悪い飲み物、になった。そんなお酒の席も本来は嫌いじゃない。最初はちゃんと楽しく出来る。まだみんな酔ってないから、人見知りの頑張りにも対応してくれるし話も通じる。

しかし、お酒が入ると人は変わる。

テンションアゲアゲの人。暴力的になる人。泣きまくる人など、情緒不安定な渦の中に放り出される時間は恐ろしい(みんながみんなそうではないけど)。ひと時なら楽しいけど、あいつらなかなか帰らないし、二次会三次会と朝までバカほど飲んで、街でホームで酔いつぶれる。中身のない話を延々聞かされ、悪循環の極みの中でほぼシラフの自分が表情をひきつらせて頑張る姿。想像するだけで泣けてくる。状況を冷静に分析できるほど心は冷めきっていることに、酒の亡者たちは当然気づかない。楽しいはずの食事の席も、お酒が入ると無法地帯になる。

例えるなら、エンジンが切れても走る車と、ガソリンをチャージしてエンジン全開の車。時間が経った飲み会の席はこのような力加減になる。そりゃ合わないよね。

だから自然と、飲み会やお酒を飲む人たちとの集まりに、顔を出すことは減ってきたし、誘われなくなってきた。

本当は人と一緒にいたい。仕事の話や趣味の話をしながらご飯を食べたい。思い出話や夢の話をたくさんしたいんです。

でも人が集まるときって大抵夜で酒の席。

行きたいけど行けない。飛び込みたいけど踏み出せない。ああ、難しい。

そんなことで10年近くもがいていたら、今回のコロナ禍によりオンライン飲み会たるものが急浮上!

自分の部屋で、自分で飲み物用意して、モニター越しとはいえ顔を会わせ、話している人以外は音を消してちゃんと聞き、自分が話したいときはミュートを外す。

これだよ!これ!まさに求めていた飲み会のスタイル!終電を気にすることもない。酔いつぶれた輩に絡まれることもない。グループが幾つも出来て一人ぼっちになることもない。まさに人とお酒が苦手な私にピッタリじゃないか!!

てことで、チョーわがままですが、誰かオンライン飲み会誘ってくれないかな^^;



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?