見出し画像

7大栄養素についてご存知ですか?

今日は、
皆さんもご存知の3大栄養素・5大栄養素にプラスして、
聞いたことがある方はまだ少ないであろう7大栄養素までお話しします。

1、3大栄養素とは

3大栄養素とは、
タンパク質、脂質、糖質のことです。

そもそもなぜ3大栄養素なのかというと、
身体を動かしたり頭を使ったり、
人が生きる上で重要なエネルギーを作る材料になるのが、この3種類なのです。

●タンパク質とは
全身の細胞を構成する主成分。
皮膚、筋肉、臓器などの主材料。
血管や血液、ホルモンや免疫抗体などもタンパク質から作られる。
食物から摂取したタンパク質は、アミノ酸やペプチド(アミノ酸がつながった化合物)に分解されて、体内に取り込まれてから必要なタンパク質に再形成される。

●脂質とは
生体にとって主要なエネルギー源。
細胞膜やホルモン、脂溶性ビタミンの材料、生理活性物質の生合成の原料
脂質の中には、体内で作ることのできない必須脂肪酸があるため、適量の接種が必要。

●糖質
生体にとって主要なエネルギー源。
糖質の中でもブドウ糖は、赤血球に不可欠な栄養素。
栄養素の中でも最も早くエネルギーを産生するのが特徴。


2、5大栄養素とは

上記のタンパク質、脂質、糖質以外に重要なものは、
「ビタミン」と「ミネラル」

●ビタミンとは
栄養素として必要なビタミンは13種類
そのうち水溶性か脂溶性に分けられる。
摂取されたビタミンは、他の栄養素の働きをサポートする役割。
3大栄養素が吸収・代謝されてエネルギーを産生するためや、生体の生理機能を維持・体調を整えるために各種ビタミンは欠かせない。
体内で合成されるものをされないものがあるため、食事から摂取が必要。

●ミネラルとは
タンパク質、脂質、糖質がそれぞれの機能を発揮するために、ミネラルのサポートが必要。
細胞の新陳代謝やエネルギー産生に関わ李、生体の機能調整や維持に欠かせない。
体内のミネラルバランスが重要。
体内で生成はできないため、食事からの摂取が必要。

3、エネルギーとは


エネルギーのことをATPと言います。

生命活動を維持していくために、体の中では常に化学反応が起きています。
体は細胞の集合体で、その中で物質が合成されたり変換されたり、
もしくは分解されたりしています。

その化学反応にはエネルギーが必要となるのです。


分かりやすく例えるのに、車を例にします。

車を運転するとき、ガソリンが必要になります。
それを燃やして、初めて車が動きますよね。

カラダを作る主成分:車体・エンジンの材料=タンパク質 
力や熱になる主成分:ガソリン=脂質・糖質
体の調子を整える主成分:オイル・潤滑油=ビタミン・ミネラル  

人も同様、
カラダの中でエネルギーを作り、それが体温になっているわけです♪

食事から栄養素を補い、エネルギーに変換する過程については、
また後日詳しくお話ししていきます。

4、7大栄養素とは

最近、5大栄養素にプラスして、「食物繊維」を6大栄養素と言われています。

●食物繊維とは
人の消化酵素では消化できない食品中の成分。
炭水化物から糖質を除いたものが食物繊維。
水溶性と不溶性の2種類がある。
エネルギー源にはならないが、血糖値の上昇抑制や腸内環境の改善など、生体にとって重要な働きを担う。

最後に、耳にしたことがある方はまだ少ないかもしれませんが、
7大栄養素として注目されているのが
「フィトケミカル」です。

●フィトケミカルとは
植物が持っている、外的刺激から身を守るための力。
果物や野菜の持つ色素、香り、苦味などの抗酸化成分。
代表的なものに、ポリフェノール、カロテノイド、含硫化合物。

最近は菜食主義の方も増え、
更に植物の栄養について注目されていくことでしょう。

私は小さいですが庭のある暮らしをしており、
植物の生命力にいつも驚かされています。
そして、いつもパワーを頂いています。
ありがとう!植物たち🌿

各栄養素については、今後詳しくお話しできたらと思います♬

読んでいただき、ありがとうございました☺︎



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?