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東京カメラ部写真展へ。

出かけるときにカメラをぶら下げている。
行く先々の目に留まった景色を収めているのだった。
写真を撮るようになってから折りにつけ、いろんな
写真家の作品をネットで眺めるようになった。
時間の都合がつくときは、遠方の写真展にも足を
運んでいる。
東京の渋谷ヒカリエへ、東京カメラ部2023写真展を
観に出かけた。
会場に着くと、お名前を存じ上げる写真家さんから、
初めて目にする写真家さんがたの作品が、
ずらっと並んでいる。開店早々から、たくさんの
お客で賑わっていた。
作品を眺めながら歩いていると、写真家ご本人と
おぼしきかたが先々にいて、お客さんとの写真談義に
花を咲かせている。この日のお目当ては、
敬愛する大門美奈さんの作品を拝見することだった。
秋田の祭りの様子を捕えたモノクロとカラーの写真が
大きなパネルで八つ展示されていた。
会場には各カメラメーカーのブースがあって、
それぞれ自社のカメラを展示していた。愛用している
フジフイルムのブースには、最新の機種が3台並んでいた。
普段使っている愛機よりもはるかに性能がよくなって
いるものの、そのぶんお値段もよくなって、
とても手が出ないのだった。
ヒカリエの中でランチをしようとうろついたら、
祝日の本日は、どこも満席でお客が並んで待っている。
あきらめて、山手線でひとつ隣の恵比寿に行き、
恵比寿ガーデンプレイスの東京都写真美術館を覗いてみた。
7月に大門美奈さんの個展を拝見したあとに立ち寄ってみたら、
開催中の本橋成一とロベール・ドアノー展が印象に残った。
まだ開催していて再見が叶ったのだった。
この日の東京は、とても9月の半ばと思えない暑さで、
のどもからからに渇いてきた。
エビスエビスと早足でエビスバーへ向かったら、
こちらも外でお客が列を成している。
こりゃだめだとあきらめて、東京駅まで戻った。
食堂街をうろついてみたものの、久しぶりに人混みの中を
徘徊していたら、なんだかぐったりと疲れて食欲が失せた。
缶ビールとハイボールとさきいかを買って、さっさと新幹線に
乗り込んで帰途についたのだった。
大門美奈さんの作品展は来月も開かれるという。
時間と突合が合いますように願うしだいだった。

敬老の日や昼飯を食いそびれ。



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