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ようこそ、保護猫ミケちゃん

先日した投稿にある通り、私は個人でTNR活動を行っている。さくら猫にした猫の中で、めでたく飼い猫として迎えられた1匹の猫がいる。
その名も「ミケちゃん」。今日は、ミケちゃんが飼い猫になるまでと近況をシェアしたい。

ミケちゃんとの出会い

ミケちゃんとの出会いは、ある日友人から入った1件のメッセージ。

家の前で子猫が鳴いている。

詳しく状況を聞くと、庭でひとりぼっちで鳴いている子猫を保護したそうだ。保護した主も飼いたい気持ちはやまやまだが、状況的に飼うことはできないからどうしたものかということだった。

写真を送ってもらい、私も情が湧いてしまったもんで、避妊手術をしてさくら猫にした状態で面倒を見ることに決めた。

友人が運んできたキャリーケース。そこに怯えと好奇心が入り混じった目でちょこんと座っている子。それがミケちゃんとの初対面である。

ミケちゃんが懐くまで

ある日いきなり病院に連れて行かれ、車に乗せられ、ドアが開くと全く知らない人がいる。こんな状況で落ち着くという方が無理だろう。

ミケちゃんはしっぽを完全に下げたまま、パニックになり、庭先から走って逃げた。最初は私もそれに慌てていたが、根気よく接し、1ヶ月ほど経ったとき、ミケちゃんはしっぽを振り、にゃにゃにゃと短い声で鳴きながら私の元へ歩いてきた。

その日以来、ミケちゃんは毎日2回朝と夕方にご飯を食べにきては、きちんと決められた猫用トイレで用を足し、家の庭で寝てのんびりと過ごす毎日。

初めてグルグルと喉を鳴らして擦り寄ってきた日は忘れない。この時のミケちゃんの目からは完全に怯えは消え去り、ただただ穏やかな目をしていた。

飼い猫として迎えよう

ミケちゃんとの日々が約1年続いた時だった。ミケちゃんは晴れて私の実家の飼い猫となった。

というのも、元々猫をずっと飼っていたこともあり、久々に猫と暮らしたい気持ちになったそうだ。

私の家も実家と近いので、ミケちゃんを気にかけてあげられるしということで、お試し挨拶を何度か繰り返し、晴れてミケちゃんは実家で家族の一員となったのである。

近況:犬との距離感に悩む日々

ミケちゃんが飼い猫になってから、早くも5ヶ月が経とうとしている。そして、まだ解決できていないひとつの課題に悩む日々。

それが先住犬との距離感だ。実家には12歳になるおじちゃんミニチュアシュナウザーがいるのだが、なかなかこの2匹の距離が縮まらない。

正確に言えば、犬は猫が好きなので、ミケちゃんを見つけると、遊びたい!遊びたい!とテンションがギュイーンと上がり過ぎてしまうのだ。そして、そのハイテンションぶりに若干引き、逃げるミケちゃん。

この状態を避けるため、基本的に住み分けをさせて、たまに会ってみる、お互いの匂いのついたものを置いて匂いに慣れさせるなどなど、試行錯誤している。

周囲に相談しても、時間がかかるから焦らない方がいいとか、意外と当人同士の心地よい距離感を見つけると思うよなど、時間はかかるとアドバイスをいただくので、こちらも焦らないようにと意識するように。

いつか、2匹が仲良くなって、お互いに心地の良い距離感を見つけてくれたらなと切に願う。

もし、先住犬と新入り猫が仲良くなるコツや方法があったら、ぜひ教えてくれたら泣いて喜びます♡





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