アメリカの大統領就任式で、GAGAの国歌斉唱を聞きながら思ったこと
昨日、ワシントンDCで行われた、大統領就任式。 無事に 平和に 終了したことが何より、良かった。
その中で、レデイGAGA の歌う、アメリカ国歌を聞きながら、湧き上がってきた思いを今日は 綴ろうと思う。
GAGA の唄に 感動したわけではないけれど、 アメリカの国歌を聞きながら、私が 28年 暮らしてきた、アメリカ
という国での 豊かな 思い出が 走馬灯のように 浮かんできて 涙してしまった。
その、28年の中でも、20年過ごした、ニューヨークの思い出が まさしく映画のシーンのように 思い出された。
私は、アメリカの ジャズをはじめ、音楽が好きで、映画が好きで、野球が好きで、美術館が好きで、 エンターテイメント
大国アメリカを 心から愛してきた。
これは決して、片思いではなく、20年間、アメリカは 私を楽しませてくれて、 遊ばせてくれた。
私がニューヨークにいた時代は、最高に良かったと思う。 野球も、イチロー選手が アメリカに来て、松井選手が ヤンキー
ズで大活躍して、ワールドチャンピオンに なった時、彼は MVPを とった。
ヤンキーズの名選手、ジーター、バーニーウイリアムス、ポサダ、マリアーノリベラ。 彼らのプレーを いつも目の前で 見ることができた。
1994年の サッカーのW杯が NYだったので、 準決勝の試合を目の前で見ることができ、 イタリアの名選手、バッチョの華麗なるプレーを拝むこともできた。
バスケットのニックスの試合も、スクエアガーデンに 数回行った思い出もある。
アメリカのスポーツは 国歌やgod bless america を いつも斉唱する時間があるので、 どうしても、国歌を聞くと スポー
ツに関する思い出に 繋がってくる。
音楽では、セントラル・パークでの夏のNY'フィルのコンサートはいつも ピクニックのように楽しかった。
通っていたダンスのクラスで、よく一緒になった、ブルックシールズ。シャイで、気さくな人だった。
数々の、名演奏、も、ライブで鑑賞できた。 ブロードウエイのショーも、オペラも、管弦楽も、毎日のように、楽しめた。
ジャズの巨人も、まだ、あの頃は 存命で、 個人的にも、一緒に食事したり、楽しい思い出は 星の数ほど、たくさんある。
そんな 思い出が 一気に押し寄せて、 「ありがとう、アメリカ。 色々、あるけれど、やっぱり、この国の文化、が 好き
だな」と感じた。
色々あっても、芸術家、クリエイターにリスペクトが ある国なのだ。
これだけ、社会に分断が進んでしまったけれど、 アートやスポーツの力で、そこを、埋めることができるように、 私も自
分のクリエイションに これからは フォーカスして 生きていきたいと思っている。
音楽や、映画、アート、スポーツ、人間のクリエイションの力にしか、純粋なエネルギーを見い出せず、 そこにしか、 人間
の心の 再統合は、希望がないように、感じている。
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