なるほどPython講座~変数の定義と使い方~
どうも「なるほどPython講座シリーズ始動」からスキの数が一向に増えないNAOです。最近はありがたいことにフォロワーさんも増えてきたので、全体的にスキの数が多くなりましたが、このシリーズを始めると告知した記事のスキ数より講座の記事のスキ数が少なくて泣きそうです。
まぁそれは置いといて、今回はプログラミングで最も使う変数について解説していこうと思います。
変数とは
変数ってみなさん知ってますか?確か小学校6年生の算数でも勉強すると思うんですけど、数字を文字に置き換えたものですね。数学でよくあるのは「x」ですね。「y= 2x」とか、一次関数、二次関数の式にも「x」という変数が使われています。
つまり変数とは数字の代わりみたいな感じですね。じゃぁなぜ変数を使うのか?その理由については説明が難しいので実際にコードを書いていきましょう。
変数の基礎を書いていく!
まずはこちらのコードを書いて下さい。説明は後で行っていきます。
x = 3
y = 5
print(x+y)
大体お分かりだと思うのですが、1行目でxに3を代入していますね。そして2行目でyに5を代入しています。
次にx+yの答えを出力しています。実行してみると3+5の答え、つまり8が表示されると思います。
次は文字を変数に代入します。
x = "NAO"
print("私の名前は"+x+"です")
これを実行すると、「私の名前はNAOです」と表示されると思います。前回解説を忘れていましたが、文字列を連結するときには「+」を使います。
そして今回は文字列をxに代入するので文字列の両端にダブルクオーテーションをつけています。
変数を更新する
変数に代入する数字、文字列は更新することができます。更新は非常に簡単で、まず最初に代入された変数と同じ変数に数字、文字列を代入するだけです。
x = 5
print(x)
x = 10
print(x)
まず1行目でxに5を代入しています。そしてxである5を出力します。3行目でxに10を代入しています。つまりxに格納された数字が5から10に上書きされました。なので2度目の出力では10が出力されますね。
変数に複数の数字、文字列を代入
今までは1つの変数に1つの数字、文字列を代入してきましたが変数は複数の数字、文字列を代入することができます。ではコードを書きます。
x = [1 , 3 , 5 , 7 , 9]
print(x[0])
どうでしょうか?何が出力されるか予想できますか?では解説していきます。まずxに「1、3、5、7,9」の5つの数字を代入しました。次にx[0]を出力していますね。
x[0]とはxという変数の0番の数字という意味です。プログラミングでは最初から0番、1番、2番という順番で呼びます。つまりxの変数の中の0番目は1にあたります。なので実行すると1が出力されます。
次に文字を複数代入してみます。
x = ["母" , "父" , "姉" , "弟"]
print(x[3])
これはプログラミングでの3番目(実質2番目)である弟が出力されます。
このように1つの変数に複数の数字、文字列を代入されているものを「リスト」と言います。
なぜ変数をつかうのか?
なぜ変数を使うのか?理由が分かりましたか?変数を使うことによって、プログラミング中に複数回同じソースコードを使うときにソースコードを省略することができ、時短にもなります。
最後に
プログラミングの基本中の基本とも言える変数は必ず覚えておきましょう。変数を使うことによって先程も言いましたが、ソースコードを省略することができ、いちいちそのソースコードを書かなくても良くなるので作業の時短にもなります。
次回は変数を使って条件分岐について解説していこうと思います。
今回の講座にて分からない箇所や、実行時のエラーについては下のコメントにてお問合せ下さい。
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