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仕事の楽しさ



仕事は好きだ。



働いていて、何が一番楽しいかというと、
終わった後の爽快感!
それに尽きる。


まるで高い山に登山をし、忍耐の後に広がる景色のように、
仕事のないときの1日の締めくくりと、仕事があった時の1日の締めくくりは大きく違う。

人と働く喜びは、同じ方向を向いていた時に更に強まる事をしみじみと感じる。

1人、お客様の顔を思い浮かべながら突き詰めて作る時の作業も好きだったが、
今は、だれかと共に作り上げる「過程」と、結果発表のような「営業終了後の途中と後」の両方が好き。

忙し過ぎると忘れてしまうが、
仕事が楽しいとか、一緒に働くのが好きだよとか、伝えるようにしている。

ヒトテマ3年目になる奥山千晶という人物とは、ヒトテマの面接で出会った。

彼女は私のノートを読んでくれていたとのことで、先に文章で興味を持ってくれたらしい。

彼女自身が携わりたいなと思っていた児童養護施設との取り組み、それを私が少し行っている事をSNSで知ってくれ、働いて「HITOTEMA の芯」を知りたいと思ったそうだ。

面接後、働いてもらう事が決まり、そこから早くも3年目となる。

元々、ウェルネスに関する食のスクールのインストラクターをしていた経験から、人の「今」を聞いて、(悩み)「これから」(なりたい姿)の食提案をするという対話型のインストラクタージョブが好きと話す彼女。




マクロビオティックの講師資格を持っていて、動物と植物、人間と野菜穀物という大きな視点の話も出来て楽しい。

ヒトテマはイコール谷尻直子から、
ヒトテマというチームへ。

実生活では母でなくとも大きく人を包む心を持っていると感じるメンバーとのチームワークで、これからは場所を問わずに様々な土地の方々へ、様々ない土地から発信できる仕組みを作ろうと考えています。




食べものの好みというのは、人それぞれ。
濃い味付けが好きな人もいるし、
逆の人もいる。

知り合いには、和食に全然興味がなくイタリアンやフレンチが自分に合うと話す女性もいた。

だから、私のベストを作りながら、
スタッフとの味見によって完成に導くことで、より私のベストの最大公約数が作れると思っているのです。

やんちゃな食べ物をなるべく食べないことや、
手作りのものを摂ること、
歯磨き粉は自然由来のものを使う事など、

日頃の生活で、舌のセンサーがおかしくならないように気をつけている。
小さな事だけど、それは家庭料理を提供するレストランとはいえお客様からお金を頂く以上、と言うプロとしてのせめてもの想いです。

野菜の目利きが出来る事
調理が出来る事
調味料を作れる事
作る事を楽しむ事

共に働く人を好きになると決めて思いやりをかける事

そう言う事を積み重ね、結果お客様が喜んで下されば、人生は幸せだ。

料理の仕事は、1人の名前で1人で行うことや、トップダウンでスタッフと行う事、そして組織として皆んなで行う事とあるけれど、

私は営業や広報の役目として自分の名前を出してお仕事をしつつ、チームメンバーとしていてくれる皆と小さな規模をキープしつつも「輪と輪の丸い柔らかさ」で行っていきたい。

それが他の料理の世界の方々とは違った個性となるように。
個性を感じてもらえる様に。

そして、
レストランのお客様にも、クッキングサロンの参加者さんにも、楽しみながら、ためになる(知恵や工夫として、または身体そのものに為になる)様な、そんな提案を続けられるように努力するつもり。


梅雨が明け、暑さひとしおの今日、ゴーヤ茶やコーン茶を準備しながらふと思う。週末のノートでした。


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