歳をとるという事

年齢を重ねることに、
柔らかく優しくなりたい。

最近の気づきは、女性の歳の取り方について。

昔は、自由奔放な態度や、毒舌、多少の荒い言葉遣いが「少女のような放漫さ」となって、可愛いく思えた。
ただ、年齢重ねてそれをやってしまうと、

「オバチャンのような図太さ」
になってしまうから、気をつけないといけないなと思った。

大人になるごとに、食事中の声は小さくしないといけないなとも思うし、
タクシーの中でタクシーの運転手さんがまるで居ないかのように大声で噂話をするのも心地が悪い。

食事中、例えば4人で会話をしていたら、4人だけに聞こえるような音量を目指して話したい。
時々ヒートアップしてしまう事もあるかも知れないけど、声の出し方を工夫すれば、4人だけにしっかりクリアに聞こえて、それでいて他の方に聞こえない声色を出すことは出来る。

タクシーの中で、運転手さんが存在しないかの様に大きな声で話すのも気が進まない。つい、運転手さんの気持ちを想像してしまうからかも知れない。

一日中、人を運ぶ任務を持っている、日々のほとんどを車の中で過ごしている。
時に乗客の会話と言うスパイスは必要だけど騒音は余計なストレスを与えることになってしまうんじゃないかなと感じる。

同じ騒音（ノイズ）でも、自ら読む記事、自ら聴く音楽は選べる。運転手さんはお客さんを選べないからね。

年を重ねるごとに、
外と内を出来るだけ同じく、
出来るだけ想像力を広げられるようにして、出来るだけ小さくしっかりした声色でお話しできる様になりたいなと思ったこの1週間でした。